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東大IPCが〝東大版ビズリーチ〟を開設、投資先の人材発掘・調達を支援

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東京大学協創プラットフォーム開発(東大 IPC)は19日、同社の投資先や支援先スタートアップの人材発掘や人材調達を支援するプラットフォームを開設したことを明らかにした。このプラットフォームは一般には公開されていないため、機能やインターフェイスの詳細は明らかになっていないが、東大 IPC 周辺の起業志望者、CxO 志望者、エンジニア、副業志望者などに自らのプロファイル情報を入力してもらい、スタートア…

東大 IPC のウェブサイト
Image credit: UTokyo IPC

東京大学協創プラットフォーム開発(東大 IPC)は19日、同社の投資先や支援先スタートアップの人材発掘や人材調達を支援するプラットフォームを開設したことを明らかにした。このプラットフォームは一般には公開されていないため、機能やインターフェイスの詳細は明らかになっていないが、東大 IPC 周辺の起業志望者、CxO 志望者、エンジニア、副業志望者などに自らのプロファイル情報を入力してもらい、スタートアップ側から人材にアプローチできることから、関係者間では〝東大版ビズリーチ〟と形容されているようだ。

プラットフォームの開発にあたっては、ソーシャルリクルーティングツール「DISCOVER」を開発した SI-er レぺリオが協力。また、東大 IPC は事業運営にあたり、東京大学産学協創推進本部のスタートアップ支援プログラム「東京大学 FoundX」のオンラインスクール「FoundX Online Startup School」未踏とも連携する。支援対象となるのは、東大 IPC が運営する起業支援プログラム「1st Round」から輩出されたスタートアップ。なお、1st Round 第4期参加を希望するスタートアップが募集されている(応募締切は11月25日)。

日本では、VC がスタートアップの人材調達を支援する動きが活発化しつつある。アマテラスは、VC 向けに出資先スタートアップのリクルーティングが可能となる新サービス「VC テラス」を提供。また、インキュベイトファンドは、投資先向けの採用支援 SaaS「TalentCloud」を活用した「IF Talent Network」を運営している。グローバル・ブレインは昨年、採用支援子会社「GBHR」を設立し、投資先の人材調達を支援している。近年、アメリカでは多くのシード VC が出資先スタートアップを支援する HR 担当者を社内に置くようになっている

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東大IPC、カーブアウトやベンチャー共同設立を推進する「AOIファンド」を組成——初号案件として、創薬や中国向け育児動画事業に出資

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東京大学協創プラットフォーム開発(東大 IPC)は28日、オープンイノベーションに特化したファンド「AOI ファンド(AOI は、Accelerating Open Innovation の略)」を組成したと発表した。本日発表時点で規模は27.5億円。最終的な規模は不明だが、今後政府組織や民間企業から出資を募り、最終的には数十億円〜数百億円程度を目指すとみられる。チケットサイズは数億円規模で、東大…

28日に開催されたオンライン記者会見から。

東京大学協創プラットフォーム開発(東大 IPC)は28日、オープンイノベーションに特化したファンド「AOI ファンド(AOI は、Accelerating Open Innovation の略)」を組成したと発表した。本日発表時点で規模は27.5億円。最終的な規模は不明だが、今後政府組織や民間企業から出資を募り、最終的には数十億円〜数百億円程度を目指すとみられる。チケットサイズは数億円規模で、東大のリソースを活用可能な、ベンチャー共同設立やカーブアウト案件を支援する。

AOI ファンドの民間 LP は、現時点で三菱 UFJ 銀行や三井住友銀行。運営面では、ドリームインキュベータ(東証:4310)やアスタミューゼが協力する。

Image credit: UTokyo IPC

東大 IPCは2016年の設立後、他の VC とのコインベスト(協調出資)や FOF(Fund of Funds)を活動の中心とする「協創ファンド」を組成。スマートウェアのゼノマ、宇宙ゴミ除去のアストロスケール、ロボアドバイザーのウェルスナビをはじめ、医療・宇宙・ものづくりなど広範なスタートアップに投資を行ってきた。昨年には、プレシードスタートアップの支援に主眼をおいたプログラム「1st Round」を開始している(これまでに22社を支援)。

スタートアップ育成にはさまざまな方法があるが、スタートアップとして箱(法人格、組織、market-ready など)が完成しているところに出資を受ける資金調達に比べると、ベンチャー共同設立(大学と企業の研究成果事業化)、カーブアウト(既存企業からの法人独立)、プレシード育成などは、一般的な VC が支援するのは難しい側面がある。東大 IPC では、東大という中立的な立場をフル活用し、さまざまな企業や組織からリソースの拠出や協力を募り、オープンイノベーションを加速する。

Image credit: UTokyo IPC

1st Round、AOI ファンド、協創ファンドと3つが揃ったことで、プレシードからポストシードまでの成長ステージに応じた支援体制が整った形だ。

AOI ファンドからはすでに2社に投資が実行されている。1号案件としては、武田薬品工業(東証:4502)からカーブアウトした治療薬創出スタートアップのファイメクス(総額5.5億円調達。共同出資は、京都大学イノベーションキャピタル、ANRI)、2号案件としてはユニ・チャーム(東証:8113)と BCG Digital Ventures からカーブアウトした中国向け育児動画メディアを展開する Onedot/万粒(総額10.5億円調達。共同出資は日本生命、住友商事、みずほキャピタルなど7社)がある。

東大 IPC では今後、年あたり数件のカーブアウト案件への投資を見込んでいる。

東大IPC、起業支援プログラム「1st Round」第1期の支援先スタートアップ6社を発表

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東京大学協創プラットフォーム開発(東大 IPC)は10日、同社の起業支援プログラム「1st Round」第1期の支援先を発表した。 支援先に採択されたスタートアップは、マンガの自動翻訳エンジン・多言語配信プラットフォームを開発する Mantra、脳梗塞・くも膜下出血に対する手術支援 AI を開発する iMed Technologies、AI による需要予測と自然言語処理を開発するイライザ、内視鏡手…

Image credit: UTokyo IPC

東京大学協創プラットフォーム開発(東大 IPC)は10日、同社の起業支援プログラム「1st Round」第1期の支援先を発表した。

支援先に採択されたスタートアップは、マンガの自動翻訳エンジン・多言語配信プラットフォームを開発する Mantra、脳梗塞・くも膜下出血に対する手術支援 AI を開発する iMed Technologies、AI による需要予測と自然言語処理を開発するイライザ、内視鏡手術支援 AI を開発する Jmees、外食産業向けロボットを開発するスマイルロボティクス、シルク(蚕)フードの開発・販売を行うエリーの6社。

これらのスタートアップはプレシード段階ながら、既に MVP が完成しているなど、インベストメントレディなスタートアップが多い(その点では、同プログラムは一般的なインキュベータよりは、アクセラレータやスケーラレータに近い性格を持つとみられる)。

1st Round には、JR 東日本スタートアップ、芙蓉総合リース、三井住友海上、三井不動産、三菱重工業、竹中工務店の6社が企業パートナーに迎えられており、東大 IPC は主に支援先スタートアップの今後の資金調達や協業先開拓の面で支援を行うとみられる。

東大 IPC では 1st Round を始める前、よりアーリー段階のスタートアップを対象とした事業化資金や経営の支援を行う「起業支援プログラム」を2017年から展開していた。1st Round の第2期の募集(web サイト上には、これまでに3回開催した起業支援プログラムからを通算でカウントし第五回と記されている)は今月1日から開始されており、締切は2019年12月2日となっている。

via PR TIMES