マイナカード活用のデジタル身分証アプリ「ポケットサイン」、4億円をシリーズA調達——ジャフコがリード

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Image credit: PocketSign

デジタル身分証アプリ「ポケットサイン」を提供するポケットサインは21日、シリーズAラウンドで4億円を調達したと発表した。このラウンドにはジャフコグループ(東証:8595)がリードし、ニッセイ・キャピタル、三菱総合研究所(東証:3636)が参加した。

ポケットサインは、マイナンバーカードを活用したデジタル身分証アプリ。このアプリを使えば、ユーザはデジタル空間で自分の情報を一元的に管理・活用することが可能になる。サードパーティ製のアプリや各種ミニアプリとの連携もサポートしており、プライバシーを保護しながら、オンラインでの本人確認、引越し時の住所情報一括更新、宿泊施設でのチェックインなど、日々の生活を豊かにするサービスが提供される。

同社によると、現在の日本社会はデジタルを起点に制度や仕組みを再設計する歴史的な転換点にあるという。少子高齢化が進む中、マイナンバーカードの普及や、プライバシーを守りつつ便利なサービスを受けるための技術の整備、官民の垣根を越えた連携が重要だとしている。

同社は、ポケットサインのほかにも、マイナンバーカードに基づくオンライン本人確認である「公的個人認証サービス(JPKI)」を同社のアプリ等に手軽に組み込むための開発者向けプラットフォーム「PocketSign Platform/Verify/Stamp」などの提供を行っている。

今回調達した資金はプロダクト開発とセールス・マーケティング部門の強化に充てられ、事業成長を加速させる方針だとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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