生産性追求型リモートワークツールとは一線を画す、クリエイティブ思考を育む仮想空間「MEs」/KDDI ∞ Labo3月全体会レポ

O(オー) 代表取締役 a春(あはる)さん

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」掲載された記事からの転載

O(オー)はクリエイティブ思考を促進する新しいプラットフォーム「MEs(ミーズ)」を開発しています。代表のa春(あはる)さんは、AI時代においてクリエイティブ思考が最も重要なスキルセットとされる中、従来のコミュニケーションツールではクリエイティブ思考を十分に高められないという課題認識から、このプラットフォームを立ち上げました。

AI時代においては企画やアイデアといった0→1を生み出すクリエイティブ思考が重要性を増しています。一方、SlackやDiscordといった既存のチャットツールは生産性の向上に貢献するだけで、メンバー同士でクリエイティブ思考を高めるコミュニケーションができる空間にはなっていません。

そこで MEs は主に2つの機能を提供します。一つは、プロジェクトのアーカイブやナレッジがベースとなるデータフォルダーで、プロジェクトに関する情報がリアルタイムで視覚化され、メンバーがその内容を閲覧できます。もう一つは物理的な空間をバーチャル上に再現し、リアルタイムでのファイル共有や議論、プレゼンテーションなどが行えるコラボレーション体験機能です。

例えばバーチャル空間では、リモートワークでの情報共有でありがちな単なるパソコン画面の共有ではなく、アトリエやスティーブ・ジョブスのオフィス風の環境を再現し、没入型のコラボレーション体験を提供します。これらの機能を通じて、業務のワークフロー全体のクリエイティビティを高められることがMEsの特徴です。

世界がクリエイティブ思考への変化を求めている中で、弊社はクリエイターたちが、どうやったら、もっといいアイデアを思いつくようになるかを考えています。MEsを通じて、実際のビジネスの中に、よりクリエイティブな思考や、コラボレーション、コミュニケーションの要素を取り入れられるようにしていきたい。(a春氏)

MEsのサービスはフリーミアムで、マネタイズはプラットフォーム内のマーケットプレイスと、カスタム型のバーチャル空間構築サービスで行っています。実際に慶応大学のSFC(湘南藤沢キャンパス)のデジタルツインを制作するなど、実績も積み上げています。

サービスの世界展開を目標に、グローバルかつ経験豊富なメンバーで構成されたチームで事業を進めています。今後は、マーケティング事業を加速させるバーチャル空間や、社員にクリエイティブ思考が醸成されるような空間作りといった事業を展開していきたいです。(a春氏)

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