ANAHD、80億円規模でCVC「未来創造ファンド」を組成

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Image credit: ANA

ANA ホールディングス(東証:9202)はコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「ANA 未来創造ファンド」を設立すると発表した。設立日は11日。このファンドは総額80億円規模で、運用はグローバル・ブレイン(GP:グローバル・ブレイン、LP:ANA ホールディングスの2人組合形式)が行う。

投資対象は、次世代モビリティ、顧客基盤活用ビジネス、カーボンニュートラル、航空サービスオペレーションなどのアーリーステージスタートアップ。

ANAホールディングスは、航空事業から次世代モビリティや非日常、バーチャル領域への事業拡大を推進している。今回のファンド設立は、コロナ禍を機に事業のボラティリティ耐性強化と既存事業とのシナジー創出を目指す取り組みの一環だとしている。

グローバル・ブレインは有望企業の発掘、投資判断、経営支援、IPO 支援などを手がける。国や企業を越えたオープンイノベーションを通じて、ANA グループ内外の知識や技術を結集し、新たな価値創造を目指すとしている。両社は革新的なスタートアップ企業への投資と支援によって、お客様や社会のニーズに応えつつ、「期待や喜びで世界を満たす」ことを目標に掲げている。

Via ANAHD

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