ソーシャル投資アプリ「Woodstock」、日米VCから5億円を調達——他ユーザの取引銘柄に出会える機能を追加

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「Woodstock」の新機能「マッチングライブトレード」
Image credit: Woodstock

Z 世代向けソーシャル投資アプリ「woodstock.club」を運営する Woodstock は20日、直近のラウンドで5億円を調達したと明らかにした。ラウンドステージは不明。このラウンドはデライト・ベンチャーズがリードし、ソニーイノベーションファンド、自然キャピタル、Indicator、Moonbase、Plug and Play、Coral Capital、インキュベイトファンド、Kindred Ventures、Myung Won Raymond Jung 氏(EOGF Partners GP、AKAStudy CEO)、藤原冬樹氏、その他、名前非開示の個人投資家が参加した。

これは Woodstock にとって、2023年1月に明らかにしたシードラウンド(調達額は非開示)に続くものだ。今回参加した投資家のうち、Coral Capital、インキュベイトファンド、Kindred Ventures は以前のラウンドに続くフォローオン。今回の調達を受けて、Woodstock の累積調達額は7.5億円に達した。今回調達された資金は、woodstock.club の機能強化と事業拡大に充当される予定だ。同社は今回、アプリを大幅リニューアルし、新機能「マッチングライブトレード」の提供を開始した。

マッチングライブトレードは、他のユーザがリアルタイムで取引している銘柄に気軽に出会えるよう設計された画期的な機能だ。マッチングアプリのようにスワイプ操作で、直感的に株式の売買判断ができる。ユーザはソーシャル体験を通じて、楽しみながら自然と投資を学んでいくことができるようになった。Woodstock は投資未経験層・若年層への投資リテラシー向上と資産形成支援に向けた取り組みを一層強化していく方針だ。

Woodstock は2021年3月、Coinbase のディレクターを務めた Brian Jaehun Yun 氏、Twitter でセールス部長を務めた河本太輔氏、金融やブロックチェーン分野で複数のサービスを立ち上げてきた Min Ju 氏により創業。株式銘柄などに関する情報のやり取りや、投資先ポートフォリオを共有しつつ、アメリカの株式や ETF に投資できるアプリを開発・運営している。ミレニアルから絶大な支持を受け2021年7月に IPO した Robinhood にインスピレーションを得たと考えていいだろう。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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