2.5次元アイドルの運営・開発を手がけるウタイテは17日、シリーズ A ラウンドの 2nd クローズで3億円を調達したと発表した。2nd クローズに参加したのは、Sony Innovation Fund、電通ベンチャーズ、BRICKS FUND TOKYO(三菱地所の CVC)、KDDI Open Innovation Fund(KDDI とグローバル・ブレインによる運営)、Bandai Namco Entertainment 021 Fund。
これは今年4月に明らかにされた、シリーズ A ラウンドの 1st クローズに続くものだ。2nd クローズを受けて、シリーズ A ラウンド全体での調達額は13億円、創業依頼の累積調達額は19億円に達した。今回調達した資金は、他の事業会社との業務提携や M&A、さらには優秀な人材確保のための採用活動の強化などに充てられる方針だ。
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ウタイテは、2022年12月に設立された〝2.5次元コンテンツ〟のプロデュース会社だ。2次元アニメーションキャラクターと3次元の実在タレントを掛け合わせたユニークな分野に特化し、個人クリエイターの活動を支援しながら、ファン層の裾野を広げることで新しいエンターテインメント市場を創出することを目指している。
ウタイテはまた、新プロジェクト「Pop✖Diff」の始動を発表した。「e スポーツをもっとライトに、もっとポップに」をコンセプトに掲げ、音楽とゲーム配信の両面で活躍できる〝歌い手×ストリーマー〟の新たなタレントを発掘・育成する取り組みだ。
すでに「まふまふ」「Ado」などの人気歌手のミュージックビデオでイラストを手がけた寺田てらが、オーディション合格者へイラストを提供することが決まっている。さらにオリジナル楽曲の制作支援、配信用機材の提供、ライブイベントの開催など、多様な支援を用意する。
6月3日までの約2週間、特設ページで歌い手やストリーマー候補者の募集を行う。2次元と3次元、リアルとバーチャルを掛け合わせた新時代のエンターテインメントの担い手を生み出そうという試みだ。同社では、日本の強みとされるエンターテインメント分野で、2.5次元コンテンツという新しいジャンルを連続してプロデュースし育成していく構えだ。
via PR TIMES Summarized by ChatGPT
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