過去にアクセルスペースなど世界295社が出場、アジア最大級のスタートアップピッチ「AEA 2024」11月開催【出場者募集】

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リアル開催された2019年のAEA。コロナ禍を経て2024年はリアル開催に

アジアを代表するテック系スタートアップのためのイノベーション・アワード「アジア・アントレプレナーシップ・アワード(AEA)2024」が、5年ぶりに柏の葉スマートシティでリアル開催されることが決定した。11月20日と21日の2日間にわたって行われるこのイベントは、アジア全域から革新的な技術を持つスタートアップを集め、ビジネスプレゼンテーションを通じて競い合う。

AEA は2012年の初開催以来、16の国と地域から295社のスタートアップが参加し、複数の企業がエグジットや協業を実現するなど、アジアのイノベーションエコシステム構築に大きく貢献してきたイベントだ。2013年に開催されたイベントには Terra Motors やアクセルスペースなどが参加している。

今回の AEA2024 では、「ライフサイエンス/ヘルスケア」「環境/エネルギー」「モビリティ」に加え、新たに「顧客向けスマートシティ・ソリューション」領域が追加され、より幅広い分野からの参加が期待される。

参加するスタートアップには、投資家目線でのメンタリングや、アジアの有力者、VC、日本の大企業とのネットワーキング機会が提供される。さらに、優勝賞金300万円をはじめとする各賞や、柏の葉スマートシティでの実証実験機会など、事業成長に向けた様々な特典が用意されている。

各国からテック関係者が集まる

特にアジア全域から革新的なスタートアップが集まる国際的なイベントであることから、参加することで、自社の技術やビジョンを各国から集まる参加者に共有し、国際的な認知度を高める機会となる。また、柏の葉スマートシティの先進的環境で実証実験を行える可能性がある。

また、これまでにもバーチャルパワープラントのエクセルギー・パワー・システムズ(日本)や筑波大学の卒業生らによるAIヘルステック「LifeformAI(オーストラリア)」、再生エネルギーの Yanekara(日本)などがこのイベントを通じた共創を実現させている。

国内スタートアップの一般公募は8月19日が締め切り。本誌 BRIDGE もメディアパートナーとして当日の取材にあたるので、革新的な技術でグローバル市場に挑戦する意欲的なスタートアップからの応募を期待したい。

イベント開催概要

  • 名称:第13回 アジア・アントレプレナーシップ・アワード2024
  • 日程:2024年11月20日(水)セミファイナル、21日(木)ファイナル
  • 場所:柏の葉スマートシティ
  • 形式:現地開催
  • 公用語:英語
  • 主催:アジア・アントレプレナーシップ・アワード運営委員会
  • 共催:国立大学法人東京大学産学協創推進本部、三井不動産株式会社、一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ、一般社団法人日本ベンチャー学会、柏市
  • 対象分野:ライフサイエンス/ヘルスケア、環境/エネルギー、モビリティ、顧客向けスマートシティ・ソリューション
  • 賞金:優勝:300万円(準優勝:100万円、第3位:50万円、柏の葉賞:200万円)

エントリー方法

  • 応募期間:2024年6月4日(火)~ 8月19日(月)
  • 応募資格:イノベーティブなソリューションを持つアーリー期のテック系スタートアップ
  • 応募方法:AEA公式サイトの応募受付ページから申し込み

選考プロセス

  • 書類選考
  • セミファイナル(15社選出)
  • ファイナル(6社選出)

参加特典

  • 投資家目線でのメンタリング
  • 市場投入に向けたアドバイス
  • アジアのスタートアップ有力者、VC、日本の大企業とのネットワーキング
  • 柏の葉スマートシティでの実証実験機会

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