「世界最大の位置情報銀行を目指す」——東大発LocationMindがデット含め13.7億円をシリーズB2調達、累積調達額は49.1億円に

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「Small World AI」
Image credit: LocationMind

東京大学発のスタートアップで、位置情報に関する AI 事業と宇宙事業を展開する LocationMind は13日、シリーズ B ラウンドの2nd クローズで約13.7億円を調達したと明らかにした。この調達の内訳は、エクイティが約9.3億円、デットが約4.5億円。この調達を受けて、シリーズ B ラウンド全体では約31.7億円、創業以来の累積調達額は約49.1億円に達した。

このラウンドに参加したのは、共同通信社、博報堂 DY ベンチャーズ、マーキュリアインベストメント、静岡キャピタル、大和ハウスベンチャーズ、JA 三井リース、ごうぎんキャピタル、静岡銀行、三井住友信託銀行。これは LocationMind にとって、2024年1月に明らかにしたシリーズ B ラウンドの1st クローズに続くものだ。

LocationMind は、世界最大の位置情報銀行を目指し、AI 事業と宇宙事業の2つの分野で事業を展開している。AI 事業では、80カ国以上の位置情報を取り扱い、人・自動車・船舶・衛星画像などの様々な様式のグローバル位置情報ビッグデータの分析を提供している。宇宙事業では、測位信号自体にセキュリティ対策を施す特許技術を用いた次世代の GNSS セキュリティサービスを展開している。

今回の資金調達の目的は、既存事業における分析ソリューションの拡張と展開地域・領域の更なる拡大、宇宙事業の事業化、特に次世代 GPS 受信機の開発と安全な測位技術に基づく社会基盤の構築、そして空間情報生成 AI の開発加速である。これらの取り組みにより、LocationMind は事業拡大とイノベーション創出を加速させる方針だ。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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