アニマルS朝倉氏・プライマル佐々木氏が語る「創業期に知っておきたいスタートアップM&A」8月23日開催参加者募集

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イベントサマリー:スタートアップ投資を手掛けるプライマルキャピタルは8月23日、創業前後のスタートアップ起業家を対象とした勉強会・ミートアップイベント「創業期に知っておきたいスタートアップM&A」を開催する。申し込みはこちらからで参加は無料。

2021年の公開市場におけるピークアウトを前後に、スタートアップのグロース戦略として柱になりつつあるのがスタートアップによる買収戦略だ。昨年7月に上場し、エンターテインメント事業のロールアップ(分散事業の買収)モデルで一気に成長株へと仲間入りしたGENDAをはじめ、テック領域ではエムスリーやSHIFTなど、再現性のある注目すべき戦略に注目が集まっている。

一方でハードルも高い。ニュースメディアとしてグローバル化を一気に推し進めようとしたユーザベースによる米メディアQuartzの買収や、ビザスクによる米同業の買収は大きな教訓として心に残る。また視点を「スタートアップの売却」に移した場合、ハイバリューで資金調達した企業の買収には減損やのれんによる利益押し下げの課題がいつもつきまとう。そしてなによりも厄介なのは、こうした課題の一つひとつがある日突然、顕在化してくるという点だ。

そこで今回の勉強会では、スタートアップM&Aにおいて創業期の起業家が知っておくべき論点を明確にする。論じるのは支援者としてGateboxやコネヒト(ママリ運営)など現場に立ち会ったプライマルキャピタルの佐々⽊浩史氏。さらに自身も創業に参加したスタートアップをミクシィに売却し、現在は支援側としてスタートアップの育成に努めるアニマルスピリッツの朝倉祐介氏が加わる。

創業前後の起業家はぜひ参加して、まだ見ぬ未来に起こるであろう出来事を二人の話からつかんでいただきたい。応募はこちらから。締め切りは8月16日。本誌 BRIDGE も当日の様子をメディアパートナーとしてレポートする予定。

イベント概要

  • 創業期に知っておきたいスタートアップM&A
  • 主催:プライマルキャピタル(メディア・運営協力:BRIDGE)
  • 日時:2024年8月23日午後6時開始(午後9時終了予定)
  • 会場:都内(参加確定した方に詳しい場所をお知らせします)
  • 参加費:無料(参加フォームはこちらから。応募多数の場合は抽選となります
  • 対象:創業前後の起業家、シード・アーリー期のスタートアップ経営陣

登壇者

朝倉 祐介氏(アニマルスピリッツ 代表パートナー)

競馬騎手養成学校、競走馬の育成業務を経て東京大学法学部を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社を経て、大学在学中に設立したネイキッドテクノロジー代表に就任。ミクシィ社への売却に伴い同社に入社後、代表取締役社長兼CEOに就任。業績の回復を機に退任後、スタンフォード大学客員研究員等を経て、シニフィアンを創業(現任)。同社ではグロースキャピタル「THE FUND」を通じて、レイターステージのスタートアップに対する投資活動に従事。その後、アニマルスピリッツを創業し「未来世代のための社会変革」をテーマにシード・アーリーステージのベンチャー投資を行う。主な著書に『論語と算盤と私』『ファイナンス思考』『ゼロからわかるファイナンス思考』。

一般社団法人スタートアップエコシステム協会理事。Tokyo Founders Fundパートナー。シニフィアン株式会社共同代表。みずほグロースパートナーズアドバイザー。

佐々⽊ 浩史氏(プライマルキャピタル代表パートナー)

⼤学院にて予防医学等の研究に従事後、化学品メーカーを経て2012年7⽉にインキュベイトファンドに参画。IncubateCampの運営や投資先⽀援を経験後、2014年2⽉に独⽴しプライマルキャピタルを設⽴。創業以来⼀貫して、創業期のスタートアップに特化した投資育成事業を⾏う。主な投資先に、Gatebox、フォトラクション、FABRICTOKYO、コネヒト、Degas、HireRoo等。1984年⽣まれ。東京⽔産⼤学卒。Japan Venture Award 2018『ベンチャーキャピタリスト奨励賞』受賞

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