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排泄予測デバイス「DFree」のトリプル・ダブリュー・ジャパンCCOに、元メルカリの岡本杏莉氏が就任

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排泄予測デバイス「DFree(ディーフリー)」を開発・提供するトリプル・ダブリュー・ジャパンは18日、同社 CCO(Chief Corporate Officer)として、元メルカリの岡本杏莉氏(日本及びニューヨーク州弁護士)が参画したことを発表した。岡本氏は、同社創業当初より出資やリーガル面でのアドバイスを行ってきたが、今後は、同社のアメリカ支社、ヨーロッパ支社を含むグローバルのコーポレート部門…

岡本杏莉氏

排泄予測デバイス「DFree(ディーフリー)」を開発・提供するトリプル・ダブリュー・ジャパンは18日、同社 CCO(Chief Corporate Officer)として、元メルカリの岡本杏莉氏(日本及びニューヨーク州弁護士)が参画したことを発表した。岡本氏は、同社創業当初より出資やリーガル面でのアドバイスを行ってきたが、今後は、同社のアメリカ支社、ヨーロッパ支社を含むグローバルのコーポレート部門全般を統括し、ファイナンス、リーガルをはじめ、組織の強化などを通じてより一層の当社の事業成長に貢献するとしている。

岡本氏は慶応義塾大学卒業後、西村あさひ法律事務所に入所し国内・ クロスボーダーの M&A/Corporate 案件を担当。その後、 Stanford Law School(LL.M)に留学し、ニューヨークの法律事務所で研修を受けた。2015年3月にメルカリに入社し、日本とアメリカの法務を担当。2016年3月と2018年3月の大型資金調達、2018年6月の IPO でプロジェクトマネジメントを担当した。メルカリでの業務以外にも、個人でスタートアップ等へのリーガルアドバイスも行ってきた。2017年12月には法律事務所 ZeLo、リーガルテックスタートアップの Legal Force に参画、2018年3月にはスペースマーケットの監査役に就任した。

岡本氏は次のようにコメントしている(一部抜粋)。

代表の中西氏とは米国留学中からの友人で、約5年半前に Stanford 内で「DFree」の事業構想のプレゼンを受けたことを印象深く覚えています。重要な社会課題に向き合う事業であり、かつ 日本のみならず世界で数多くの人々の生活を変えられるポテンシャルがあると感じました。

(中略)私が前職のメルカリで在籍した4年間で、社員が 100名以下で知名度も低かったところから、社員は約1,600名を超え、大型の資金調達や上場などで社会から成長を大きく期待される企業になりました。その経験を活かし、今後はトリプル・ダブリュー・ジャパンの成長を大きく加速させていきたいです。

DFree が CES Innovation Awards 2019 を受賞。
Image credit: Triple W Japan

トリプル・ダブリュー・ジャパンは2017年以降、アメリカやヨーロッパでのサービス提供に先立ち、それぞれ海外支社を立ち上げている。最近では先月、アメリカ・ラスベガスで開催された「CES 2019」で、CES Innovarion Awards や Engadget「Best of CES」など4つのアワードを受賞した。国内では先ごろ中小機構が開催した「Japan Venture Awards 2019」で、中小機構理事長賞を受賞したことが記憶に新しい。

<参考文献>

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トリプル・ダブリュー・ジャパン、排尿予測センサー「DFree Personal」を今月20日から一般販売へ——割引価格が適用される先行予約を開始

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  排泄予知ウエアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」を開発するトリプル・ダブリュー・ジャパンは、今月20日から排尿予測センサー「DFree Personal」を一般販売することを明らかにした。これに先立ち、1日から一般販売の先行予約を開始した。 同社は、2017年から介護施設などの法人向けに「DFree 排泄予測サービス」、2018年4月から「排泄自立支援サービス」の提供を開始…

 

D Free
Image credit: Triple W Japan

排泄予知ウエアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」を開発するトリプル・ダブリュー・ジャパンは、今月20日から排尿予測センサー「DFree Personal」を一般販売することを明らかにした。これに先立ち、1日から一般販売の先行予約を開始した。

同社は、2017年から介護施設などの法人向けに「DFree 排泄予測サービス」、2018年4月から「排泄自立支援サービス」の提供を開始。これまでにのべ約500の介護施設で利用されている。個人向けサービス「DFree Personal」の提供は、正式には2018年7月から開始される予定。「DFree Personal」の販売価格は49,800円(税別)で、14日間の返金保証がつく。6月20日までの先行予約期間中に申し込んだ場合は、5,000円安い44,800円(税別)で提供される。

「DFree Personal」は、従来の介護施設向けのサービスとは異なり、個人向けの日常生活での利用を想定したサービスとなる。本体と携帯端末が直接 Bluetooth 通信にて連携するため外出先でも利用が可能で、従来の排泄予測の機能に加え、歩く・立つ・座るなどの姿勢変化の際の膀胱の変化を補完する補助計測の機能が搭載されている。

<関連記事>

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排泄予知デバイス「DFree」のトリプル・ダブリュー・ジャパン、プレシリーズBでニッセイ・キャピタルやFoxconn系ファンドらから5億円を調達

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排泄予知ウエアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」を開発するトリプル・ダブリュー・ジャパンは6日、シリーズ B ラウンドでニッセイ・キャピタル、台湾の EMS(Electronics Manufacturing Service)最大手 Foxconn(鴻海/富士康)の日本における投資パートナーファンドである 2020 などから5億円を調達したことを明らかにした。 これはトリプル・ダブリュー…

DFree のデバイスとアプリ
Image credit: Masaru Ikeda

排泄予知ウエアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」を開発するトリプル・ダブリュー・ジャパンは6日、シリーズ B ラウンドでニッセイ・キャピタル、台湾の EMS(Electronics Manufacturing Service)最大手 Foxconn(鴻海/富士康)の日本における投資パートナーファンドである 2020 などから5億円を調達したことを明らかにした。

これはトリプル・ダブリュー・ジャパンにとって、2016年7月に実施したシリーズ A ラウンドでの5億円の資金調達(うち1億円は、みずほ銀行と日本政策金融公庫からの借入)に続くものだ。トリプル・ダブリュー・ジャパンへの出資は、ニッセイ・キャピタルは2015年4月のシードラウンドで、2020 はシリーズ A ラウンドで参加しており、いずれの社にとってもフォローオンでの出資となる。トリプル・ダブリュー・ジャパンのこれまでの累積調達金額は約15億円。

同社では、SOMPO ケアネクストが運営する116介護施設をはじめ、介護事業各社と提携し全国150介護施設の高齢者2,000人に DFree を導入。日本と同じく高齢化問題を抱えるフランスでは、ヨーロッパの介護大手 Korian と提携し、パリやポワシーにある2つの介護施設での臨床が終了、これから実運用に移行するところだという。シンガポールの大規模病院(名称非開示)でも導入されているほか、今月中旬にはドイツ・デュッセルドルフで開催される世界最大の医療機器展「MEDICA 2017」に出展し、アメリカへの流通販路開拓にも乗り出すという。

同社はまた、経済産業省と厚生労働省が制定する「ロボット技術の介護利用における重点分野」の支援対象企業に採択されており、来年1月には経済産業省のスタートアップ派遣プログラム「飛躍 Next Enterprise」に参加し、イスラエルのスタートアップ・エコシステムを訪問する予定。

DFree は介護施設や病院を顧客とした B2B(または B2B2C)のサービスモデルを取っているが、メディアへの露出が増えるにつれ、個人からの問い合わせも増えており B2C のビジネスにも着手しつつあるという。トリプル・ダブリュー・ジャパン代表の中西敦士氏によれば、高齢者が要介護になるもっとも多いきっかけが脳卒中だが、特に排泄まわりについては、入院しないですむようにリハビリを繰り返し、元の健康な日常生活を取り戻すための、システマティックなトレーニング施設が少ないのだとか。DFree を身につけることで、要介護だった高齢者を在宅に戻し尊厳を保った日常生活を送れるように支援できるのではないか、と話している。

今回のプレシリーズ B ラウンドは、シリーズ B ラウンドでの調達には一定の時間を要することから、既存株主を中心に、現在のトリプル・ダブリュー・ジャパンがスピードを緩めることがなく成長できるよう、当座の資金として調達したものだ。同社は11月以降、シリーズ B ラウンドの本格的な調達を始める予定で、プレシリーズ B ラウンドに参加した投資家は、シリーズ B ラウンド成立時に新株予約権(Convertible Equity)を株式に転換する見込みだ。同社では、2018年度に10億円規模のシリーズ B ラウンドを実施したいとしている。

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排泄予知デバイス「DFree」のトリプル・ダブリュー・ジャパン、NEDOから最大7,000万円の助成金を獲得——大企業5社と共同研究を開始

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排泄予知ウエアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」を開発するトリプル・ダブリュー・ジャパンは7日、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の研究開発型ベンチャー支援事業/企業間連携スタートアップ(SCA)に対する事業化支援対象に採択され、最大で7,000万円の助成金の受領が決定したことを明らかにした。助成対象は DFree の小型化と高性能化の大企業との共同研究に関す…

DFree
Image credit: Triple W Japan

排泄予知ウエアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」を開発するトリプル・ダブリュー・ジャパンは7日、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の研究開発型ベンチャー支援事業/企業間連携スタートアップ(SCA)に対する事業化支援対象に採択され、最大で7,000万円の助成金の受領が決定したことを明らかにした。助成対象は DFree の小型化と高性能化の大企業との共同研究に関するもので、研究にあたって要した費用は上限額いっぱいまで拠出されることから、実質的には満額の助成金を獲得できることになる。

研究を共同で実施する大企業は、アクセンチュア、伊藤忠ケミカルフロンティア、伊藤忠テクノソリューションズ、パラマウントヘッド、リヴァンプの5社。各社との共同研究の内容は次の通りだ。

  • アクセンチュア……他センサーや介護記録データを組み合わせた介護パッケージの共同研究、アルゴリズムやソフトウェアの共同開発、欧州を中心とする海外展開支援等
  • 伊藤忠ケミカルフロンティア……高精度超音波センサーの開発、アルゴリズム開発を含めた高精度化等
  • 伊藤忠テクノソリューションズ……フィジビリティスタディ、ソフトウェアの共同開発等
  • パラマウントベッド……他センサーとの組合せによる精度向上、共同ソリューション開発等
  • リヴァンプ……介護施設でのフィジビリティスタディ、営業支援等

このうち、リヴァンプは、トリプル・ダブリュー・ジャパンが昨年7月に実施したシリーズ A の資金調達ラウンドに参加している。また、同社は昨年2月にも NEDO の「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援(通称:STS助成金事業)」から最大7,000万円の助成金を獲得している。

DFree の介護施設向けスマートフォンアプリ
Image credit: Triple W Japan

最近の動きとしては、トリプル・ダブリュー・ジャパンは、3月3日に経済産業省が実施した「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト」でグランプリを獲得した。ヨーロッパからの注目も高く、先週バルセロナで開催された Mobile World Congress には、ヨーロッパへの進出を発表したソラコムのユースケースとして DFree が展示されたようだ。5月17日〜19日にシンガポールで開催される、オランダ発のスタートアップ・カンファレンス「Get in the Ring」(タイミング的に Tech in Asia Singapore 2017 の裏番組になるが…)のコンペティションにも日本代表として出場する予定。また、川崎市では、DFree が介護施設での利用にあたり市が費用を助成する「川崎基準」の認証を受けており、導入に拍車がかかることが期待される。

トリプル・ダブリュー・ジャパン CEO の中西敦士氏は、DFree の今後の展望を次のように語ってくれた。

川崎市とは、在宅介護での検証やリハビリへの導入で協力していきたい。特に、脳卒中に陥った患者さんは、術後、(排尿障害を補うために)カテーテルを装着を余儀なくされ、それを外してオムツにし、それを外して本格的な社会復帰というプロセスでリハビリしていくケースが多い。オムツを外すプロセスなどで、DFree が役に立つだろうと。(中略)

すでにフランスの介護施設では DFree が使われ始め、本格導入に向けトライアルを進めていく。ドイツの会社とも契約を進めているところだ。ヨーロッパは介護のしくみが行き届いているので、そういうところと組んでいく。介護のしくいがない地域については、リハビリモデルや在宅介護のサポートツールとパッケージを作ることを検討したい。保険会社とも組んでいきたい。

事業開始当初、排便予測を目標に掲げていた DFree だが、最近は排尿のコントロールに軸足を移しているようだ。この点について、中西氏は、排便よりも排尿の方が頻度が多いため、データが取りやすくアルゴリズムを開発しやすいこと、また、世の中では、排便よりも排尿で困っている人の方が多いことがわかり、排尿予測の技術開発を優先させているためとした。排尿予測のしくみが一段落した時点で、ふたたび、排便予測のソリューション開発にも注力する計画のようだ。

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排泄予知デバイス「DFree」のトリプル・ダブリュー・ジャパンが約5億円を調達——Foxconn(鴻海/富士康)らとも提携

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排泄予知ウエアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」を開発するトリプル・ダブリュー・ジャパンは4日、台湾の EMS(Electronics Manufacturing Service)最大手 Foxconn(鴻海/富士康)の日本における投資パートナーである 2020、iSGS インベストメントワークス、大和企業投資、みずほキャピタル、SBI インベストメント、リヴァンプからシリーズAラウンド…

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排泄予知ウエアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」を開発するトリプル・ダブリュー・ジャパンは4日、台湾の EMS(Electronics Manufacturing Service)最大手 Foxconn(鴻海/富士康)の日本における投資パートナーである 2020、iSGS インベストメントワークス大和企業投資みずほキャピタルSBI インベストメントリヴァンプからシリーズAラウンドで約4億円を資金調達したと発表した。あわせて、みずほ銀行日本政策金融公庫の両金融機関から、総額1億円の借入を行うことも明らかにした。

今回の調達は、昨年4月に実施したニッセイ・キャピタルとアイスタイルキャピタル(現 iSGS Investment Works)からの資金調達(調達額非開示)、今年2月に実施した NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)ハックベンチャーズからの最大1.2億円の資金調達に続くものだ。

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トリプル・ダブリュー・ジャパンの創業は2015年2月(アメリカでの事業準備開始は2014年6月)。UC Berkeley に通っていた創業者の中西敦士氏が、Berkeley 市内での引越時に不意に失禁してしまったことをきっかけに、人類の排泄の問題を解決すべく事業を開始したスタートアップだ。

同社のデバイス DFree は、超音波を使って腸内の便の大きさを計測、人が便意を感じるようになる仙骨が刺激されるまでの時間を予測してくれるので、ユーザはあわててトイレを探す必要がなく、便失禁の心配から解放される。健常者はもとより、パーキンソン病患者、身体障害者や高齢者など容易にトイレにたどりつけない人々が、おむつの利用をする必要が無くなり、人間が自身の尊厳を取り戻すのを助ける。

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昨年、READYFOR 上で実施した DFree のクラウドファンディング・キャンペーンでは、1,200万円以上を調達してプロジェクト成立。昨年末に実施された、スタートアップ向けのプロダクト・ブラッシュアップ・プログラム「HEART CATCH」では、DFree のデザインやマーケティングを推敲していることを明らかにしていた。

今回の調達により、2020 とは Foxconn を通じた開発ノウハウのサポートとアジア各国への展開、iSGS とは iSGS の主要 LP であるアイスタイルを通じた日本内外への健康・美容領域への進出、SBI インベストメントとは Forbes Japan が2015年に発表した〝日本版 Midas List〟 で2015年実績の1位に評価された加藤由紀子氏が担当する形で、加藤氏が得意とするヘルスケア・バイオ・ICT 領域への投資経験から支援を仰ぐ。リヴァンプは、DFree の介護施設向けの B2B サービスのトライアルや販売体制の構築で協力する。

調達とあわせ、人材面での増強も発表された。6月には、音楽を奏でる iPad ケースを開発するスタートアップ「Miselu」出身の九頭龍雄一郎氏がトリプル・ダブリュー・ジャパンの CTO に就任、メカトロニクスの権威である川田章弘氏がエグゼクティブ技術者のポジションに就任するなど、ヤマハの技術部門などで腕を鳴らしたエンジニア陣がチーム入りし、DFree の開発と生産体制の整備を急ぐ。

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2015年12月に開催された「HEART CATCH」でピッチする中西氏

中西氏によれば、DFree は現在、デバイスを装着しての運用試験を国内4箇所の介護施設で実施しており、9月までには20箇所まで増やしたいとのこと。今秋をメドに試験フェーズから販売フェーズに移行し、来年からは有料老人ホームを通じた B2B2C のサービスも始める計画だ。

排泄が問題となる高齢化社会は先進国共通の問題であるため海外からの関心も高く、韓国 SBS(ソウル放送)のニュースサイトでは、中西氏が DFree 開発に至った背景も事細かく取り上げられている。このほか、オーストラリア、中国、台湾、フランスなどからも問い合わせがあるようで、適切なローカルパートナーさえ見つかれば、需要が見えている分だけ DFree の国際展開は比較的スムーズに行えそうだ。

トリプル・ダブリュー・ジャパンは現在、社員7名とインターン3名で構成されているが、製造業に強い日本の素地を生かしてエンジニアの採用強化を図り、ハードウェア・エンジニアが大企業からスタートアップに出て来やすくなる環境作りにも貢献していきたい、としている。

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排便予測デバイス「D Free」がNEDO助成事業に採択——Hack Venturesからとあわせ、最大1.2億円を調達

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排泄予知ウエアラブルデバイス「D Free(ディー フリー)」を開発するトリプル・ダブリュー・ジャパンは今日、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が実施する「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援(通称:STS助成金事業)」に採択されたことを明らかにした。 今回の採択により、トリプル・ダブリュー・ジャパンが NEDO から受けられる…

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排泄予知ウエアラブルデバイス「D Free(ディー フリー)」を開発するトリプル・ダブリュー・ジャパンは今日、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が実施する「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援(通称:STS助成金事業)」に採択されたことを明らかにした。

今回の採択により、トリプル・ダブリュー・ジャパンが NEDO から受けられる助成金の金額は最大で7,000万円。また今回、同社は大阪市や阪急電鉄などが出資するハックベンチャーズから5,000万円を資金調達したことを明らかにしており、最大で1.2億円の資金を手にすることになる。これは、昨年4月の、ニッセイ・キャピタルとアイスタイルキャピタル(現 iSGS Investment Works)からの資金調達(調達額非開示)に続くものだ。

D Free は、超音波を使って腸内の便の大きさを計測、人が便意を感じるようになる仙骨が刺激されるまでの時間を予測してくれるので、ユーザはあわててトイレを探す必要がなく、便失禁の心配から解放される。健常者はもとより、パーキンソン病患者、身体障害者や高齢者など容易にトイレにたどりつけない人々が、おむつの利用をする必要が無くなり、人間が自身の尊厳を取り戻すのを助ける。

トリプル・ダブリュー・ジャパンによれば、現在、排尿を予知する機能を搭載した「DFree(β版)」を用いて介護施設にてトライアルを実施しており、この結果に基づいて量産を行い、2016年春以降に介護施設向けの排泄ケアパッケージサービスとして販売開始する予定だ。

同社は昨年、2ヶ月間 のメンタリングを経てプロダクトをブラッシュアップするプログラム「HEART CATCH」の第1回バッチに参加。この際には、排泄に問題を抱えるアクティブシニアに加えて、身体の外だけではなく内側から美しくなろうとする女性たちに向けた、下剤やサプリメントに頼らない、自然な方法での健康的な排泄習慣を促すデバイスにもしていきたい、と明らかにしていた。

トリプル・ダブリュー・ジャパンは昨年3月、オーストリアのスタートアップ・カンファレンス「Pioneers Festival」の東京予選で優勝。これまでに、超音波や放射線による画像診断を専門とする放射線科医師である河田悠介氏、エス・エム・エス 介護事業本部長の福田升二氏、日本コンチネンス協会首都圏支部長の牧野美奈子氏らが、トリプル・ダブリュー・ジャパンの顧問やアドバイザーに就任している。

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排便タイミング予測デバイス「D Free」が資金調達を実施、READYFOR上でクラウドファンディングを開始

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排泄予知ウエアラブルデバイス「D Free(ディー フリー)」を開発するトリプル・ダブリュー・ジャパンは今日、ニッセイ・キャピタルと、iStyle の投資部門であるアイスタイルキャピタルから資金調達を行った。具体的な調達額などについては明らかにされていない。 D Free は、超音波を使って腸内の便の大きさを計測、人が便意を感じるようになる仙骨が刺激されるまでの時間を予測してくれるので、ユーザはあ…

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排泄予知ウエアラブルデバイス「D Free(ディー フリー)」を開発するトリプル・ダブリュー・ジャパンは今日、ニッセイ・キャピタルと、iStyle の投資部門であるアイスタイルキャピタルから資金調達を行った。具体的な調達額などについては明らかにされていない。

D Free は、超音波を使って腸内の便の大きさを計測、人が便意を感じるようになる仙骨が刺激されるまでの時間を予測してくれるので、ユーザはあわててトイレを探す必要がなく、便失禁の心配から解放される。健常者はもとより、パーキンソン病患者、身体障害者や高齢者など容易にトイレにたどりつけない人々が、おむつの利用をする必要が無くなり、人間が自身の尊厳を取り戻すのを助ける。

トリプル・ダブリュー・ジャパンの代表である中西敦士氏は以前、サンフランシスコに程近い Berkeley に住んでいて、歩いていける距離にある、同じく Berkeley にある新居に引越をしていたところ、道中で便意を催し失禁してしまった。この経験から一念発起し、子宮にいる赤ん坊の様子を超音波で体外から観測できるのであれば、腸内の便の状態も体外から検出できると考え、D Free の開発着手に至った。

人間(というか、基本的に動物は皆同じだが)は、大腸の中を便が流れ一定の大きさになり、肛門付近にある仙骨の神経が刺激されることで便意を感じる。D Free は身体に装着することで、腸内の便の大きさが成長するスピードをモニタし、排便に至るまでの時間を予測する。便の成長スピードや便意を感じるタイミングには個人差があるため、D Free を使用開始する際には、ユーザは BMI の投入が求められ(皮下脂肪の厚みを予測するとのこと)、利用を続けるうちに機械学習していく。2016年4月の出荷開始に向けて、D Free は予測アルゴリズムやデバイスの装着性の改善に努めるとのことなので、リリース時の仕様は多少変更される可能性がある。

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なお、今日から D Free は READYFOR 上でクラウドファンディングを開始した(排便だけではなく、排尿検知バージョンも登場している)。募集締切まで3ヶ月を残しながら、目標額1,200万円に対し、開始初日で既に1割以上の金額が集まっているので、市場の期待がどれほどのものかは読者の目にも明らかだろう。

いろんなデバイスやアプリを使って、皆、インプット(飲食物の摂取)のデータは取っているけれど、アウトプット(排泄)のデータを取っていない。健康には、食事・メンタル・運動という3つの要素が必要。

インプットとアウトプットのデータを付き合わせることで、もっとも休みましょうとか、水分を摂りましょうとか、人々の行動を変えていくことができるだろう。

また、女性の死亡率が最も高いのは大腸癌。アプリを使っての予防や、大腸癌のリスクを精緻にデータ収集することで、生命保険料のフェアバリューなどにもつなげられると思う。(中西氏)

トリプル・ダブリュー・ジャパンのチームは、コアメンバーの4名を含め、デザインやテストの協力者などを含め全員で約20名。アメリカと日本で活動しており、D Free の評判は日本のみならず、海外のメディアなども取り上げられている。

便秘に悩む日本人女性の割合は48%(なぜか、男性の割合のデータは見つからなかった)。たまに伝えられる鉄道業界の切実な状況などを目にするにつれ、これだけ科学が発達した時代なのだから、便通に関わる問題は、科学の力でなんとか解決したいものだ。「@トイレ」のようなアプリや AirPnP などと連携しても面白いかもしれない。

トリプル・ダブリュー・ジャパンのチームは先月開催された、Pioneers Festival の東京予選で優勝しており、5月にウィーンで開催される Pioneers Festival 本選に参加することが決まっている。

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