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Launch Pad 勝者はギャラクシーエージェンシー「akippa(あきっぱ)」 #IVS 2014 Fall Kyoto

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本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2014 Fall」の取材の一部である。 京都で開催されているインフィニティ・ベンチャーズ・サミットの壇上で、今年も13社のスタートアップがそのプロダクトを披露した。晴れて、優勝者の栄冠を手にしたのは、空きスペースと空き時間によるパーキングシェアサービスのギャラクシーエージェンシー「akippa(あきっぱ)」となった。 &l…

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本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2014 Fall」の取材の一部である。

京都で開催されているインフィニティ・ベンチャーズ・サミットの壇上で、今年も13社のスタートアップがそのプロダクトを披露した。晴れて、優勝者の栄冠を手にしたのは、空きスペースと空き時間によるパーキングシェアサービスのギャラクシーエージェンシー「akippa(あきっぱ)」となった。

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2位:YOYO Holdings:新興国向けモバイルインターネット無料化サービス「PopSlide」
3位:ファームノート:牧場を、手のひらに。酪農・肉牛向けスマートフォンアプリ「Farmnote」
4位:プレイド:リアルタイム解析でウェブ接客を実現する「KARTE」
5位:落し物ドットコム:なくすを、なくす。みんなで、さがす。世界最小の追跡タグ「MAMORIO」

baton:勉強を遊ぶ!高校生向け対戦型問題集「マッチ

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「マッチ」は、教科書と大学の入試問題から2,000問を掲載する日本史問題集アプリだ。対戦型問題集になっており、全国対戦、ともだち対戦しながら、日本史を勉強できる。

ザワット:リアルタイム通信のフラッシュオークション「スマオク

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2013年頭に正式リリースされた「スマオク」は、主に20〜30代の女性をターゲットにするモバイルオークション。Frilやメルカリなどのフリマアプリ、また従来のオークションサイトとは、取扱い商品をハイブランドに限定することで差別化している。今年7月にはDeNA子会社で同じくモバイルオークションサービスを運営するモバオクと業務提携した。

ギャラクシーエージェンシー:空きスペースと空き時間でパーキングシェア「akippa(あきっぱ)

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空きスペースのAirbnbを目指す「あきっぱ」は、全国各地にある月極駐車場や空きスペースを、1日最大料金500円で駐車できる大阪発のサービス。スペースの持ち主は、あきっぱに登録することで貸し出しをオンライン管理できる。今年11月には、アメリカなどの海外では一般的なバレーパーキング(駐車・回送サービス)の提供を始めた。

落し物ドットコム:なくすを、なくす。みんなで、さがす。世界最小の追跡タグ「MAMORIO

MAMORIO

世界最小の落とし物追跡タグ「MAMORIO」。クラウドファンディングサイト「MotionGallery」を活用し、目標金額150万に対して、倍にあたる約300万円を集めた。MAMORIOを入れた持ち物から一定距離を離れると、スマートフォンがアラートし、置き忘れを未然に防いでくれる。

ビズグラウンド:クラウド型バックオフィス「Bizer(バイザー)

bizer

クラウド士業サービス「Bizer」は、会社運営に関わる手続きを、税理士・社労士・行政書士・司法書士等に月額2,980円で相談できるサービス。ITを活用することで士業の空き時間を効率的に活用し、中小規模の企業は従来の顧問料金より安く相談することができる。

Socket:WEB接客でお買い物に革命を!「flipdesk

flipdesk

「flipdesk」は、スマートフォンに特化したEC向け販促プラットフォーム。訪問者ごとに最適化されたクーポンやバナー、メッセージを自動配信でき、ネットショップでリアル店舗のような接客体験を実現する。2014年10月には、東急ハンズが運営する「東急ハンズネットストア」にも導入されている。

プレイド:リアルタイム解析でウェブ接客を実現する「KARTE

KARTE

リアルタイム解析で訪問者の特徴を可視化し、それに応じたウェブ接客を自動で実行してくれる「KARTE」。まるでリアル店舗で行う接客のように、会員登録や購買に繋げるための働きかけを行うことができる。

オープンロジ:2分で利用できる物流アウトソーシングサービス「OPENLOGI(オープンロジ)

OPENLOGI

面倒な物流業務を、最短2分でアウトソーシングできる「OPENLOGI(オープンロジ)」。初期費用、月額費用は無料で、入庫検品、商品保管、出荷・配送、返品管理まで一連の物流サービスを低コストで利用可能。商品1個から預けられる荷物単位での重量課金制が特徴的。

フクロウラボ:ウェブとアプリの境目をなくすグロースツール「Circuit(サーキット)

Circuit

スマートフォンアプリ向けのディープリンク最適化サービス「Circuit」。ディープリンクとは、スマホアプリ内に設定された特定ページに直接遷移させるために必要なリンクのこと。Circuitは、このリンク先となるウェブにJSタグを埋め込むだけで、アプリ側からリンク先にアプリがあるかを判定し、ある場合はその指定されたアプリを直接開くことができるため、煩わしいログインなどが排除される。

ミニマル・テクノロジーズ:たった1行のスクリプトで、WEBサイトを多言語化する「WOVN.io(ウォーブン・ドット・アイオー)

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「WOVN」は、たった一行のJavascriiptのコードを追加するだけで、ウェブサイトを多言語化できるサービス。多言語化したいページのURLを登録すると、WOVNがHTMLを解析してテキストを抽出。その後、翻訳ボタンを押すと、マイクロソフトの機械翻訳サービスが翻訳してくれる。ダッシュボードで直接翻訳をいじることも可能だ。

セカイラボ・ピーティイー・リミテッド:世界中のエンジニアチームとアプリ開発ができる「セカイラボ

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世界中のエンジニアチームにアプリ開発を発注できるクラウドソーシングサービス「セカイラボ」。中国やベトナムを初めとするアジア圏のチームに対して、比較的低コストで発注が可能。また、日本語でのコミュニケーションを可能にすることで、国内のエンジニア不足解決を目指している。

YOYO Holdings:新興国向けモバイルインターネット無料化サービス「PopSlide

PopSlide

「PopSlide」は、公開から10日間で10万DLを突破した、東南アジア最大のモバイルリワードプラットフォーム。ロックスクリーン上にニュース、エンタメ情報、天気予報、懸賞情報などを配信する。ユーザーは、そのロックスクリーンの解除やコンテンツを読むことで、プリペイド携帯の利用料金を獲得できる。

ファームノート:牧場を、手のひらに。酪農・肉牛向けスマートフォンアプリ「Farmnote

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酪農・畜産業にITを取り入れた「Farmnote(ファームノート)」。具体的には、牛の個体管理(出産は発情期など)、また牛の活動履歴をクラウドに記録し、牧場の状態をいつでも確認できる。病気の早期発見や、適切なタイミングでの繁殖の予定を組むことを可能にする。

「他サービス買収の可能性もある」ーーランサーズ秋好氏が語る、クラウドソーシング次の一手 #IVS

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本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2014 Fall」の取材の一部である。 今日から二日間、京都の地でIT系の企業幹部が集まるオフサイト・カンファレンス「Infinity Venture Summit 2014 Fall(以下、IVS)」が開催される。毎回数多く実施されるセッションもさることながら、やはりここの魅力はネット系に携わる有力者、期待のスタートアッ…

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ランサーズ代表取締役の秋好陽介氏と取締役COOの足立和久氏

本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2014 Fall」の取材の一部である。

今日から二日間、京都の地でIT系の企業幹部が集まるオフサイト・カンファレンス「Infinity Venture Summit 2014 Fall(以下、IVS)」が開催される。毎回数多く実施されるセッションもさることながら、やはりここの魅力はネット系に携わる有力者、期待のスタートアップたちが一堂に会することにある。

THE BRIDGEでは今回も本誌だけに語ってくれた生の声を現地からお届けする。

昨日、突然の発表となったクラウドソーシング・ランサーズの10億円調達。その調達額もさることながら、注目すべきは各社との事業提携についてだ。同社は2008年の創業以来、鎌倉の地で地道に開発を続け、成長曲線を描きながらの黒字経営も可能な状態だったと聞く。

今回の事業提携はなにを意味するのか、巨額の資金の使い道はどう考えているのか。IVSの会場に同社代表取締役の秋好陽介氏を見つけたのでショートインタビューを実施した。(太字の質問はすべて筆者。回答は秋好氏)

昨日は驚きました。いつもは事前取材可能だったりするんですが、珍しくメジャー紙にもどこにも開示前に出てませんでしたね。

今回、いわゆるベンチャーキャピタルからの出資ではなく、事業会社各社との提携がメインでした。半年ほどかかって準備していたので、情報開示も注意が必要でして。

さて、大きな転機となった2013年の3億円調達以降、今回2度目となる大型調達ですが、早期の成長と上場を目指したクラウドワークスと異なり、あまりレバレッジを必要としない経営をされてきた印象があります。どうしてこのタイミングで資金調達を実施したのでしょうか。

私たちはこれまでにも今回資本事業提携に応じてくれたKDDIさんをはじめ、インテリジェンスさんとも既に事業提携を実施し、ビジネスパートナーとして仕事をしてきました。今回の提携はより深い関係を結ぶために株式でのやりとりもした、というのが現実的な話です。

では、資金は特に必要なかった?

もちろん、そういうわけではなく、しっかりと成長のために投資を計画しています。特に人員(採用)は強化します。

クラウドソーシング界隈をみたとき、ランサーズとクラウドワークスというプラットフォーム大手が2つあって、それ以外にも特化型のプレーヤーがいくつも乱立しつつあります。これらを整理統合するような動きは考えられるでしょうか?例えば、海外では大手E-LanceとoDeskは統合しました。

まだ考えたりはしてませんが、現時点でパートナーとして特化型の動画クラウドソーシングに携わるローカスさんとはご一緒させてもらってます。可能性の話という点では、今回私たちが事業提携をしたように、彼らとより密接な関係になることはあるかもしれません。

大手2つはさすがにないですかね?

笑)。

確かに創業者のお二人の印象は全く違いますからね。話を変えましょう。今回、中心となった事業提携ですが、具体的に教えていただけますか?

KDDIさんとは元々、ランサーズプレイスなどの事業で提携して既にサービスを提供してきました。先方もBPO関連の事業には積極的で、クラウドソーシングを事業として自社でやりたいという意向をお持ちだったんです。今回の提携ではまた新しいサービスを共同で提供する計画です。

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KDDIとの共同事業/Lancersプレイス

グリーさんとコロプラさんは?

そちらはB Dash Camp(補足:IVSと同様のオフサイト・招待制カンファレンス)で、青柳さん(グリー取締役 執行役員常務の 青柳直樹氏)と出会って事業の話になったんです。

彼らもクリエイティブセンターなどの事業を通じて、クラウドソーシングの領域には興味を持たれてるようでした。単純な出資は必要としていなかったのですが、事業提携をして、彼らのクリエイティブ案件を私たちのプラットフォームを通じてランサーさんたちに提供できれば、お互いにメリットがあるね、ということになり、今回の話になりました。

コロプラさんも同様ですが、私たちとしては、彼らの位置情報に強い面は魅力に思っています。例えばランサーズのお仕事に空いてる看板広告の場所を撮影してくる、なんて仕事があるんです。位置に紐付いた仕事というのはやってみたいですね。

インテリジェンスさんは人材という点で親和性が高そうですね。

そうですね、単価の高いお仕事は元々、インテリジェンスさんたちの領域ですが、話を聞くとどうしても彼らでは取り扱いが難しい価格帯の仕事があります。そういった仕事をクラウドソーシングで対応できる方にお渡しするというのは合理的です。

また、仕事は流動性がどんどん高まっていて、ある時は正規雇用でも、何かの事情で非正規や新しい働き方を選択することがある。そういった仕事の「行ったり来たり」を実現しやすいプラットフォームの提供は可能性を感じてます。

なるほど、よく理解できました。また引き続き情報をお待ちしております。

ここ数カ月で流通総額は倍、急成長し始めた「くらしのマーケット」浜野氏に成長の秘密を聞く #IVS

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本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2014 Fall」の取材の一部である。 今日から二日間、京都の地でIT系の企業幹部が集まるオフサイト・カンファレンス「Infinity Venture Summit 2014 Fall(以下、IVS)」が開催される。毎回数多く実施されるセッションもさることながら、やはりここの魅力はネット系に携わる有力者、期待のスタートアッ…

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本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2014 Fall」の取材の一部である。

今日から二日間、京都の地でIT系の企業幹部が集まるオフサイト・カンファレンス「Infinity Venture Summit 2014 Fall(以下、IVS)」が開催される。毎回数多く実施されるセッションもさることながら、やはりここの魅力はネット系に携わる有力者、期待のスタートアップたちが一堂に会することにある。

THE BRIDGEでは今回も本誌だけに語ってくれた生の声を現地からお届けする。

最初の取材に応えてくれたのが生活関連サービスの提供する中小企業が出店するマーケットプレイス「くらしのマーケット」を運営するみんなのマーケット代表取締役、浜野勇介氏だ。

大型調達などで沸き立つスタートアップ・界隈とは無縁に、2011年の創業以来、地道にサービスを積み上げてきた。最近、好調という話題も聞いていたので、たまたまこのタイミングで京都の地に来ていた同氏に話を聞くことにした。

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…とその前に、くらしのマーケットについて少しご紹介しよう。同サービスはシンプルな生活密着小事業者のためのマーケットプレース。不用品回収やハウスクリーニング、格安引越しから配送 庭木の剪定に害虫・害獣駆除まで様々な「お手伝い」事業者が登録されている。2014年10月時点でその数は1500店に上る。

一般利用者の利用は無料で、サイトから出店者の予約ができ、各事業者が独自に加入してる損害保険に加えて、もし、その事業者に問題があった場合にも最大で10万円までの保証をしてくれる。

一方で出店側となる事業者の利用も完全な成果報酬型で登録などは無料でできる。

また、こういったオンラインサービス利用に慣れないユーザー向けにチャットサービスや、ユーザーに代行してサービスを探してくれる対応など、丁寧な運営を目指している。(以下、浜野氏へのインタビュー。太字の質問はすべて筆者)

浜野さんは今回、京都にはたまたま?

はい。丁度、ある会合があってこちらに来てました。

くらしのマーケットがようやく伸びてる兆しがあるというお話を聞いていたので一度、状況聞きたかったんですよね。登録事業者は今、1500件ほどと聞いてます。

2014年10月にようやく到達しました。年内には2000店を突破しそうです。

売上げなどの数字も成長してるとか

少し前に成長について検証していたのですが、2013年1月頃までは状況はそこまでよくありませんでした。けれど、そこから約1年で流通総額にして100倍とか、そういう成長をしました。さらにここ2カ月はさらに伸びて、初期の頃から比較すると、260倍とかそういう数字になってます。

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浜野氏が持っていた内部資料

要因は?

よくわからないんですよね…。

なるほど。ちなみに流通総額は全体でどれぐらいの規模になったのですか?

流通額は開示していませんが、毎月、くらしのマーケット経由で数百万円を稼いでいる出店者も多くいます。

少し話を変えますね。浜野さんは確か学生起業ですよね。

2010年に法政大学を卒業してその年の10月頃から働き始めました。この会社は2社目なんですが、2011年に入って創業してます。

どうしてくらしのマーケットというサービスに注目したのですか?

サイトにも書いてあるのですが、ある体験がきっかけなんです。実家の父がベランダ修理をしようとして馴染みの業者さんに依頼したんですね。そしたらその料金は10万円だったんですけど、違和感を感じたんです。

ほう

試しに私がネットで調べてみたら本当に料金ってまちまちで、安いけど安心できるのか、高くてもそれが適正なのかわからない。もし、この低料金と安心感が一緒に提供できれば、それが一番なのではないかなと。

ちなみに結構丁寧にサポート体制組んでるようですが、登録する事業者はどうやって選んでるんですか?

出店にあたっては、個人・法人確認書類の提出に加えて、独自の審査を行い、出店後にはセミナーに参加してもらっています。

丁寧にやるのはもちろんすばらしいことなんだけど、成長という意味でいうともっと早く大きくなる方法もあると思うのですが、そういうやり方はやはりあまり合わない?

「モノ」は楽天市場やAmazonで、「サービス」はくらしのマーケットでという世界を実現するため、大きな資金調達も検討しますが、今後もインターネットでサービスを売り買いする人が安心して利用できるプロダクトづくりに注力していきたいです。

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最後に質問。ソーシャルネットワークなどで浜野さんを見かけると一緒に猫が写ってるんですが、あれは「オフィス猫かわいい」とかそういう戦略なんですか?

はい、そうです。

ありがとうございました。