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栽培ノウハウをデータ化する「SenSprout」がビニールハウスソリューション販売開始ーー企業の新規農業参入を支援

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農業センサーを用いた栽培管理を実現するSenSproutは10月29日、新規に農業への参入を希望する企業向けの「高機能ビニールハウスソリューション」を販売開始した。 高機能ビニールハウスソリューションは、農業を手がける果実堂と共同開発した農産物の栽培ソリューション。農産物の栽培技術指導コンサルティングだけでなく、農業参入の計画・立案支援、オペレーション指導、農業資機材も斡旋販売をする。 ソリューシ…

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農業センサーを用いた栽培管理を実現するSenSproutは10月29日、新規に農業への参入を希望する企業向けの「高機能ビニールハウスソリューション」を販売開始した。

高機能ビニールハウスソリューションは、農業を手がける果実堂と共同開発した農産物の栽培ソリューション。農産物の栽培技術指導コンサルティングだけでなく、農業参入の計画・立案支援、オペレーション指導、農業資機材も斡旋販売をする。

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ソリューション内で利用される農業センサー「SenSprout Pro」は、東京大学発の電子回路を印刷できる技術を用いることで、低コストを実現した。土壌水分量と地表面温度を測る土壌センサーとゲートウェイ、クラウドサービスがセットになっている。Sensproutではハード・ソフト両面からソリューションを提供することにより農業生産コストの低減及び生産性の増大を実現させるという。

via PR TIMES

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栽培ノウハウをデータ化する「SenSprout」が1億4500万円を調達、スマートビニールハウスの開発に着手へ

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農業センサーを用いた栽培管理を実現するSenSproutは9月5日、第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は1億4500万円で払込日や出資比率などは非公開。引受先になったのはSpiral Ventures Japan、GMO VenturePartners、ABBALab、三井住友海上キャピタルの4社。 また同社はこれに伴いSpiral Ventures Japanの立石 美帆氏、ABBAL…

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農業センサーを用いた栽培管理を実現するSenSproutは9月5日、第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は1億4500万円で払込日や出資比率などは非公開。引受先になったのはSpiral Ventures Japan、GMO VenturePartners、ABBALab、三井住友海上キャピタルの4社。

また同社はこれに伴いSpiral Ventures Japanの立石 美帆氏、ABBALabの小笠原治氏が社外取締役に、須田仁之氏が社外監査役に就任したことも公表している。

SenSproutの提供する「SenSprout Pro(センスプラウト プロ)」は、土壌水分量や地表面温度を測る農業センサーにゲートウェイとクラウドサービスをセットにしたソリューション。土壌の水分を解析することで栽培ノウハウをデータ化し、収量および品質の向上を可能にする。

東京大学発の電子回路を印刷できる技術「プリンテッド・エレクトロニクス」を用いることで、野外や地中などの利用が多い農業センサーの低コスト化を実現した。

2017年4月の発売以降、センサーの小型化や通信精度の向上などの改良を重ね、農業法人や農業試験場に導入を進めている。今回の資金調達で同社は新たに灌水制御装置や、ファンを含めた環境制御型のスマートビニールハウスの研究開発、販売を実施する。

via PR TIMES

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東京大学発のIoT技術を活かしSenSproutが農業用センサーシステム「SenSprout Pro」を発売

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東京大学発の技術を活用した土壌センサー及びソリューションを開発するSenSproutは4月20日、農業関係者および研究者向けの農業用センサー「SenSprout Pro(センスプラウトプロ)」 の発売を開始した。クラウドファンディングで資金を獲得していた同社がようやく製品化にこぎつけたことになる。 <関連記事> 世界の水問題を解決するスマート農業センサー「SenSprout」が注目を集める理由…

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東京大学発の技術を活用した土壌センサー及びソリューションを開発するSenSproutは4月20日、農業関係者および研究者向けの農業用センサー「SenSprout Pro(センスプラウトプロ)」 の発売を開始した。クラウドファンディングで資金を獲得していた同社がようやく製品化にこぎつけたことになる。

<関連記事>

SenSprout Proはクラウド上から土壌の状態をリアルタイムに確認できるシステムで、土壌に差し込んだセンサーの接触部分から水分量と地表付近の気温を測定・解析する。クラウド上ではセンサーからの通信データの閲覧や共有ができるメンバー招待機能、土壌の変化を検知して知らせる通知機能を提供している。

土壌センサーとゲートウェイ、クラウドサービスがセットになったパッケージで販売開始し、5月上旬より順次出荷予定。クラウドサービスはベータ版キャンペーンのため10月まで無料提供となっている。なお、データ通信は3G/LTEを採用している。

測定器部分とセンサー部分は取り外し交換が可能で、単体購入も可能とのこと。今後は深度や測定点数、ECなどの測定項目が異なるセンサー部分の提供を順次開始する予定としている。

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スマート農業センサー「Sensprout」開始わずかでクラウドファンディング達成

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今日お伝えしたばかりのスマート農業センサー「Sensprout」のクラウドファンディングだが、やや設定ハードルが低かったかもしれない。あっという間に目標の1万ドルを達成してしまい、これから残りの58日間で更なる資金獲得に挑むことになったようだ。(Sensproutについてはこちらの記事をどうぞ) クラウドファンディングの開始時点(PSTで11日)はまだ日本時間で夜中だったので、実質は数時間で到達と…

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今日お伝えしたばかりのスマート農業センサー「Sensprout」のクラウドファンディングだが、やや設定ハードルが低かったかもしれない。あっという間に目標の1万ドルを達成してしまい、これから残りの58日間で更なる資金獲得に挑むことになったようだ。(Sensproutについてはこちらの記事をどうぞ

クラウドファンディングの開始時点(PSTで11日)はまだ日本時間で夜中だったので、実質は数時間で到達といったところだろうか。(Sensproutに確認したところ、画面表示上で3日経過となっているのは事前チェックのために非公開状態で1日余分に開始していたためだそうだ)

現時時点(12日の16時)で60個用意されているアーリーバード(45ドル)は約半分、220ドルや800ドル、1000ドルといった高額のリターンにバックしている人も散見される。元々このプロジェクトのファンが公開と同時に集まって初速がついたことも予想されるので、今後の伸びがどうなるか注目したい。

また同社代表取締役の三根一仁氏はこのようにコメントを寄せてくれた。

「我々が思った以上の反響をいただき本当に感謝しています。水問題という人類の課題解決に貢献出来るよう開発チーム一丸となって良い製品を届けるよう努力いたします。クラウドファンディング楽しいです!」

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スマート農業センサー「Sensprout」クラウドファンディング開始、コンテストでは世界ベスト16に選出も

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以前紹介した「世界の水問題を解決するセンサー」が商業化に向けて一歩を踏み出した。 スマート農業センサーの「Sensprout」は5月12日(PSTでは11日)からクラウドファンディングIndiegogoでのキャンペーンを開始する。目標金額は1万ドルで、これから約60日間に渡ってバッカーを募集する。バックしてくれた人へのリターンは9種類で、Sensprout本体が貰えるプランは55ドル(アーリーバー…

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シーバスリーガル主催のコンテストで最終選考に残った16社の面々。

以前紹介した「世界の水問題を解決するセンサー」が商業化に向けて一歩を踏み出した。

スマート農業センサーの「Sensprout」は5月12日(PSTでは11日)からクラウドファンディングIndiegogoでのキャンペーンを開始する。目標金額は1万ドルで、これから約60日間に渡ってバッカーを募集する。バックしてくれた人へのリターンは9種類で、Sensprout本体が貰えるプランは55ドル(アーリーバードは45ドル)。

このキャンペーンは以前受賞した飲料メーカーのビジネスコンテストと連動したもので、Sensproutは1000社以上のスタートアップ・エントリーから最終選考の16社のひとつに選ばれたそうだ。一般の投票などを経て優勝者には1万ドルが贈られる。(※投票とクラウドファンディングは別なので少々ややこしいが)

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東京大学の川原圭博氏。Sensproutの技術アドバイザーを務める

Sensproutが解決しようとしている水資源の問題については以前の取材記事をご覧いただきたい。

参考記事:世界の水問題を解決するスマート農業センサー「SenSprout」が注目を集める理由

同社代表取締役の三根一仁氏に今回のクラウドファンディングについて聞いたところ、リターンに設定されている工作キットには、センサーが印刷してある「葉っぱ」の紙と基板がセットになったものが用意されているそうだ。但しこれはスマートフォン・アプリとの連動はなく、水量によってLEDの色が変わる仕組みが用意される。

また動力については太陽光や無線給電ではなく乾電池で動作させることになる。

このWiredなどの記事でも話題になっていた無線給電(微弱電波による動力確保)については、技術的に不可能ではないものの、バッテリーの装着が必要になり、それがどうしてもコストに跳ね返って商品化の際に考えている40ドルから50ドルあたりの価格に収めるのが難しくなるのだそうだ。

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クラウドファンディングが成立した場合、これらのリターンは夏から秋にかけて提供されることになる。

また三根氏の話では、スマートフォンアプリについては現在開発を進めている状況で、実際の商品化は今年の秋から冬あたりになるということだった。当初計画では夏頃の発売だったが、予想よりも大規模な農業法人や商社からの引き合いが多く、もう少し先に予定していた大型センサーの「プロ版」を前倒したのが原因らしい。

「参加したSXSWでは非常に好評で、フィードバックもいつ売るの?っていうのが多かったです。その時に確認したニーズとしては家庭菜園ですね。トマトとかイチゴとかって水のやり方がセンシティブで、センサー自体もあまり深く埋められないので木じゃない葉物の野菜には使えるねって」(三根氏)。

国内では現在帯広と茨城の大学関係施設および農業法人と共同でプロ版の大型センサーのテストを実施しており、その過程で協力している商社側も肥料などとの「セット販売」に商機を見いだしているという話だった。

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世界の水問題を解決するスマート農業センサー「SenSprout」が注目を集める理由

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日本に生まれ育つとつい忘れがちなのが水資源のありがたさだ。国土の地形や高度なインフラ整備のおかげで、蛇口をひねれば飲めるレベルの水がすぐに手に入る。 一方で地球全体を見たときその大半は海水で、飲み水として使える淡水は全体の3%ほど、北極南極の水(というより氷)を除けば1%ほどになる。この資源を巡っては様々な課題があるようで、国家間の配分、汚染トラブル、気候変動による干ばつおよび水位上昇問題、そして…

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資料提供:SenSprout

日本に生まれ育つとつい忘れがちなのが水資源のありがたさだ。国土の地形や高度なインフラ整備のおかげで、蛇口をひねれば飲めるレベルの水がすぐに手に入る。

一方で地球全体を見たときその大半は海水で、飲み水として使える淡水は全体の3%ほど、北極南極の水(というより氷)を除けば1%ほどになる。この資源を巡っては様々な課題があるようで、国家間の配分、汚染トラブル、気候変動による干ばつおよび水位上昇問題、そして人口増加による取水量の増加が挙げられるのだという。

この壮大な課題にチャレンジしようというのがSenSproutのチームだ。彼らは人間が使う水資源の70%とされる農業用水の非効率をインターネット、そしてものづくりの力で解決しようとしている。

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SenSprout代表取締役の三根一仁氏

「人間の使う水の70%は農業用水なんです。でも、例えば水撒きひとつとっても効率的な方法があると思いませんか?2014年、昨年のアメリカではカリフォルニアの大干ばつが発生しました。一方、ヨーロッパでは雨が降りすぎて農地が水浸しになっている。水の問題は多いんです」(三根氏)。

話をするのはSenSprout代表取締役の三根一仁氏。同社代表の他に企業育成投資、システム開発なども手がける彼が、東京大学の川原圭博氏、西岡 一洋氏らと共に取り組んでいるのがこの無線接続型の農業用センサー「SenSprout」になる。その動きはこちらの動画を見ればよく分かるだろう。

SenSproutは「葉っぱ」のような形をしたセンサーで、雨量と土壌の水分を計測、付帯する無線装置でその情報をスマートフォンなどの端末に送信することができる。このような農業用センサーは特に目新しい技術ではないが、大型農家であれば1000万円規模の投資が必要で、データ取得用にネットワークを構築しなければならないなど「非IT」業種にとっては敷居の高いものだった。

SenSproutはこの壁をいくつかの新興技術の組み合わせによって解決、まだ実証実験中でありながら高い注目を集めるソリューションとなりつつある。先日、飲料メーカーが主催するビジネスコンテストで優勝し、高額の賞金を手にしたところだ。

「技術的には銀ナノ粒子を含んだ特殊な導電性インクを使って、葉っぱ部分に直接回路を印刷しているという特徴があります。また、給電についても無線給電や太陽光など現在いくつか方法を検討中です」(三根氏)。

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資料提供:SenSprout

土壌に埋め込んだSenSproutが刻々と変化する水分量、雨量などの変動を情報として蓄積。例えば冒頭に出てきたスプリンクラーの水の撒き方のような人工的な動きについても、例えばヒートマップ状に散布状況を視覚化すれば、次回から水資源の無駄遣いがなくなる。

計測したデータはBLE(Bluetooth Low Energy)やZigbeeで飛ばし、スマートフォンなどのアプリ側で受信する。どれぐらいの範囲にどれぐらいの数量のセンサーが必要なのか実験を重ね、「今年の夏あたりを目標に実際の事業化を検討中」(三根氏)ということだった。ちなみに法人は既に設立済みとのことだ。

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資料提供:SenSprout

ビジネスモデル的には、センサー端末を低価格(現在検討している価格帯は1本数千円程度)に抑え、計測アプリなどのサービスで課金する方向を考えているということだった。なお、こういったハードウェア系のスタートアップには必ず「量産」という課題が発生するのだが、そこはあまり問題にならないかもしれない。三根氏は、あのCerevoの創業期を支えた一人でもあるからだ。

「川原さんと西岡さんがプロトタイプを開発して実験、ものづくりに関してはCerevoのファウンダーが3人いるのでそこで役割分担ができています」(三根氏)。

IoT(Internet of Things)という言葉がもてはやされ、ややもするとバズワードにしたがるのがメディアだが、その実態はこういった農業や漁業、製造業などの既存産業をいかに効率化し「新しいビジネス」へと変革させるか、という点に考察ポイントがあると思う。

サービス視点で見ても、このSenSproutのようなセンサーは、水の使用効率化だけでなく、取得できるデータから地域の天候予測、食糧問題など、より大きな課題に必要な情報をもたらしてくれる可能性がある。その情報は価値となり、事業スケールも大きくなることが予測されるのではないだろうか。

この小さな葉っぱが世界を変えるかもしれない。

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