競合サイトアクセス分析のSimilarWebが、シリーズEラウンドで2,500万ドルを調達——評価額は4億ドル

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<Pick Up> Israeli SimilarWeb pulls in $25 million during Series E

イスラエルを拠点とする、競合サイトアクセス分析プラットフォーム SimilarWeb は26日、直近の資金調達で2,500万ドルを調達したことを明らかにした。このラウンドは、メディアグループの Naspers がリードし、既存投資家の Load David Alliance が参加した。

これは、前回シリーズDラウンドの1,500万ドルの調達に続くもので、今回のラウンドを含めた調達合計額は、6,500万ドルに上る。

今回のラウ ンドをリードした Naspers は近年、世界中の130カ国で投資の実績があり、投資先には、中国のTencent(騰訊)、インドの Flipkart、ロシアの Mail.ru などがある。

2009年に最初のプロダクトがローンチした SimilarWeb は現在社員数250名。イスラエルのほか、ニューヨークにも新オフィスを構える。現在、世界190カ国の8,000万以上のウェブサイト、300万以上のモバイルアプリのアクセスをモニタしている。

この分野には Alexa や AppAnnie などの競合が存在するが、これらのサイトがアプリのダウンロード状況や SEO スコアを中心に評価するのと対照的に、SimilarWeb は、ウェブやアプリのアクセス状況、ユーザエーンゲージメントの状況の包括的な評価を得意とする。

今回の資金調達を受けて、来年末までに社員数をさらに100人増やし、350名規模にするとのこと。現在のニューヨークに加え、日本、ブラジル、イギリス、ロシアにオフィスを新設するとしている。

via Geektime

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