AwesomeShipがStartup Weekend香港を席巻

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この寄稿は、Startup Saturday HK のオーガナイザーで、自身も香港でスタートアップ Bootup! HKMakible を運営する、Jonathan Buford によるものである。


【原文】

BootUP!という名前で、二度ほど週末起業のインキュベータを運営した後、我々は新たなイベントを開催しようと、グローバルなStartup Weekendの運営団体と繋がりを持った。Startup Weekend 香港の最初の2回は、サイズがおよそ20組程に限定してBoot! HKで開催した。今回、50組ほどの参加者の場所が確保できる九龍塘(カオルントン)のM-Labという素晴らしい開催地を拝借することができた。香港理工大学(HK Polytechnic University)のデザイン学部の一部であることから、地元の大学コミュニティの助けにもなる。

金曜の夜から日曜の夕方まで、7組がスタートアップを構築した。アイデアは、消費者のロイヤルティーカードの管理を助けるものから、死んだときのためにデジタル資産を準備するものにまで至る。同様に、参加者のバックグラウンドはさまざまで、ビジネス、開発、いくつかの素晴らしいプロトタイプを合わせるデザインエキスパートらが、共に仕事ができる好機会を提供した。

Startup Weekend香港の勝者は、AwesomeShip(http://awesome-ship.com)である。彼らは荷物が発送されようとするタイミング、発送時点、あるいは大きな変更があった時、消費者に通知するサービスを開発した。これは、発送方法が異なっても一貫したユーザ・エクスペリエンスを提供し、企業の側では、消費者向けのサービス負荷を減少すると考えられる。

しかし、もっと大きな話が、週末が過ぎた後に訪れた。先週(11月第3週)はグローバル起業家週間で、世界中で48都市がStartup Weekendを開催し、今、AwesomeShip のチームは太平洋の小さな島(=香港)で死闘を繰り広げている。(最後の部分は全くの真実ではないが、クールである。)

香港でおこったことは非常に興味深く、他の場所でおこったことなら、私はフィードバックを望んだだろう。Startup Saturday 香港に参加した人の多くは今、ウェブサイト、PR、基本的なブランド化の統合を手伝うべく、 AwesomeShip のために働いている。それに香港の街に出て、今やっていることをアピールしてまわり、今夜は蘭桂坊(ランカイフォン)で、AwesomeShip や彼らがStartup Weekend で経験したことを伝えてくれる予定だ。

次にすること

チームのうち少なくても4人はこのプロジェクトを進めていくことに興味を持っている。そのうちの1人は、すでにフルタイムで2人を AwesomeShip に割り当て、コワーキング・スペース(=Bootup! HK)の1つに部屋を借りようとしている。投資家の1人が最終的な売り込みに興味を示し、私とともにフォローしてくれており、ディールに向けてチームに話を進めているところだ。今回の Startup Weekend香港で得られたフィードバックは概ね、最終プロトタイプやビジネスプランへの評価が高く、審査員は傑出した勝者を見つけるのはとても難しかった。

次回の Startup Weekendは3〜6カ月内に行われる。我々はよりローカルコミュニティに(今回はほとんどの参加者が地元の香港チャイニーズであったけれど)到達することができるように、広東語バージョンを行う可能性を考えている。もし香港のテックスタートアップ・コミュニティに興味があるなら、 StartupHKは、Boot!HK で毎週 Startup Monday#SUMHK)を開催している。また過去2年間に、とてもアクティブで、結集力のあるコミュニティとなった、さまざまなのイベントを開催している。

リンク

【via Technode】 @technodechina

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