スマホを使う3D VRゴーグル「taovisor」がクラウドファンディングで量産資金の調達に成功

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Androidアプリなどの企画開発を手がけるタオソフトウェアが、Google cardboard互換の3D VRゴーグル「taovisor」のクラウドファンディングサイト「モーションギャラリー」での資金調達を実施し、目標金額を達成した。今回のプロジェクトは、「taovisor」のプロトタイプ作成および量産の費用を調達することを目的として実施された。

同デバイスが互換するGoogle cardboardは、Googleが6月に開催した開発者向けイベント Google I/Oのキーノートで配布したダンボール製のVRゴーグルだ。「taovisor」は、5インチ前後のスマートフォンと組み合わせて使用するようになっており、タオソフトウェアによれば推奨端末はGoogle Nexus 5だという。

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「taovisor」は、小学生でも簡単に作ることができるものを目指しつつ、Google cardboardの課題である強度の点を改善し、簡単には壊れないものを目指している。タオソフトウェアは、3D VRについて、以下のようにコメントしている。

皆さんは、3D VRを体験してみたことがありますか?3Dは体験してみないことには、その面白さをわかってもらうことができません。でも、まだお手軽に体験できるようにはなってきていません。

(中略)

3D アプリを作るのは、3D VRを見る事ができる必要があります。また作った物を他の人に見てもらうためには3D VRを見る環境が必要になります。手軽に3D VRを体験できるようにすることで、3D アプリの開発者が増えたらと思っています。

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