
冷蔵庫の中の牛乳の在庫を切らしていないか、残っていたとしてもその牛乳は傷んでいないか。牛乳を飲む人であれば、考えたことがあるだろう。
牛乳の状態を外からチェックするというアイデアを実際のカタチにしたプロダクトが登場した。
Tech Crunch Disrupt Europe 2014に出展された「MilkzUpBottle」という作品だ。
David Turner氏が製作したこのプロダクトは、プラスチックのボトルとUSBコネクタ、LEDライトに一般的なWebカメラでできており、冷蔵庫内に設置して利用する。LEDライトを備えているので、扉が閉じた状態の暗い冷蔵庫内も灯りを照らして確認することができるようだ。
1日に2回、冷蔵庫の中の牛乳をチェックして、Milkzup(たくさんある)、Milkzdown(傷んでいる)、Milkzlow(残り僅か)、Milkzout(切らしている)という状態を判断、アプリで表示するしくみだ。TechCrunchの記事によれば、Turner氏はこのプロジェクトをオープンソースにして、ほかの人がこれをどうするか見たい」と語っているという。
日本では東芝が内部をカメラでモニターできる冷蔵庫をすでに製品化しているが、オープンソース化された「MilkzUpBottle」プロジェクトからはどのような新しいアイデアが生まれるかは気になるところだ。
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