天候の変化をトラッキングするウェアラブルデバイス「WEZR」

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天候の変化を予測するのはとても難しい。明日雨が降る、くらいならわかっても、30分くらいの買い物に傘が必要かどうかを判断するのは至難の業だ。そして、それがアウトドアシーンともなれば、生死に関わることだってあるだろう。

Kicksterterで支援を募っているウェアラブルデバイス「WEZR」は、天候予想をするためのガジェットだ。このガジェットは現在位置の気温、気圧、風速、湿度などをセンサーで読み取り、それをBluetoothで連携したスマートフォンからクラウドへと送信する。

クラウドには同じデバイスから送られたデータが多数集まっており、それを元にして、各人のスマートフォンへと、5分刻みで周囲1.6キロの正確な天気予報が届くという仕組みだ。本体サイズは50mm × 15mm、重さ70gとどこにつけても気にならないサイズになっている。

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なお、初期のサービスについてはヨーロッパとアメリカの一部を予定しており、資金調達次第で日本を含む他の地域にも対応をはじめるとのこと。サービス開始は2015年の末を予定している。こうしたサービスは参加者がある程度集まらないと、予測の精度が上がらないため、初期の参加者数が重要になりそうだ。

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