火事、天災…、例え我が家に万が一のことが起きてしまっても素早く対応できるようにしたいものだ。
そんなもしものときに備えるIoT火災報知機「Halo」は、突発的な火事、煙、一酸化炭素をひとつのデバイスで検知することができる。
これまで火災報知機といえば、煙を検知し大きな音を鳴らすものがの一般的だが、「Halo」はインターネットに接続しホームオートメーションシステムに組み込まれ、iOSやAndroidのアプリで状態を把握する。つまり家から遠くにいたとしても、緊急事態を検知することで、すぐに消防車を呼ぶなど、即座に対応することが可能になる。
アメリカの家庭であれば、電離電流の変化を感知する方式であるイオン化式の火災報知機が一般的だが(日本ではほとんど使われていない方式)、これだと火災が発生してから15-20分後に煙を検知するがこれではもう手遅れなのだそうだ。
Haloはイオン化式と光電子式のデュアルセンサーシステムで、煙や突然の火事にも素早く検知することができる。他にも一酸化炭素センサー、熱センサー、湿度センサーを搭載、全部で5つの検知システムでもしもの時に備える。
単三電池4本利用、普通に使えば電池は2年持続するようになっている。
このIndiegogoのキャンペーンで、すでに目標金額を達成、100ドル(約1万2千円)から入手可能で、出荷は2015年10月を予定している。ちなみにHaloは基本的にアメリカの市場向けに開発されているため、日本の家で利用できるかどうかは定かではない。
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