壁やデスクに置くだけで世界の風景が広がるデジタル窓「Atmoph Window」

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世界中の美しい風景の映像やその音を再生することができる”窓”が開発中だ。クラウドファンディングサービスKickstarterで支援を募集。目標額となる10万ドルを超える16万ドルの出資を集め、プロジェクトは成功となっている。

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「Atmoph Window」は窓のような形状のプロダクトで、壁やデスクなど好きな場所に設置が可能。4Kで撮影された映像が映し出され、また臨場感のあるサウンドが再生されることで、開放感を得ることができるとしている。独自に撮影される風景のラインナップは、世界中から200本以上集められる予定だ。

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ライブストリーミングにも対応。京都の庭園、ニュージーランドの草原、ロンドンの街並みなど、スポットは追加されている予定とのこと。

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自身で撮影した動画を表示させることも出来るという。ブラウザからAtmophのWebサービスにアップロードすることで映し出すことが出来るとしている。

時計やカレンダー、天気といった情報の表示も可能。上部に搭載されたセンサに手をかざすようにして、情報の表示の切り替えや、目覚まし時計のオフといった操作も可能とのこと。

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風景の選択といった操作はAndroid/iOSアプリ上から行うことができる。Apple Watchにも対応予定。

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スペックは27インチディスプレイ (1920×1080、ノングレア)に、プロセッサは1.5GHz クアッドコア ARM Cortex-A5、1GB DDR3メモリ、3Wフルレンジスピーカーを搭載している。サイズは640x380x55mm、重量は 4.9kg。

京都のスタートアップが開発しており、現在はKickstarterだけでなく、日本のクラウドファンディングサービスMakuakeでも予約を受け付けている。現在は1台69,000円で入手可能となるコースが用意されている。一般販売価格は84,000円となる予定。2016年3月に発送される見込みだ。

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