近頃の自転車ブームにより、自転車で長距離を移動して通勤・通学を行う人が増えている。自転車に乗ることは健康増進上でも良いことだとは思うのだが、そこで問題となるのが、自転車の視認性の悪さだ。正面にはヘッドライト、後部にストップライトを付けたとしても、側面は完全に手薄で、直進する自転車が横から自動車に突っ込まれるケースはかなり多いようだ。
そこで開発されたのが、自転車のタイヤに付けることで前後だけでなく左右、つまり側面からの視認性を大幅にアップさせるライティングシステム「Revolights Eclipse」だ。自転車のホイールにスナップインバッテリーをそなえたLEDライトを取り付けることで、前輪であれば前半分のホイールを白いライトで、後輪であれば後ろ半分のホイールを赤いライトで照らすようになっている。
機能版ではスマートフォンとのBluetooth通信も行うことができ、バッテリー残量や明るさのレベルに加え、走行量などをアプリから確認・調整することが可能だ。高スマートウォッチを使うことでウインカーの制御も行うことができるそう。
気になるのはバッテリーだが、USBを通じた充電により、1回で4時間の点灯をすることができるそうだ。夜通しの自転車移動には向かないようだが、通勤・通学で使うには十分だろう。1輪あたり300g弱ということで、重さもさほど気にならないレベルだ。
このライト、すでにIndiegogoでは500%越えの人気プロジェクトとなっており、順調にいけば年末には出荷されるとのことだ。
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