エンジニア12人の採用に990時間、採用の成否は「紹介率」と採用に至る「クロージング率」が決める

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image via. Sequoia Capital
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<Pick Up> Recruit engineers in less time

あなたには、990時間の自由時間がありますか?Sequoia Capital(セコイア キャピタル)によると、これは典型的なスタートアップが12人のエンジニアを採用するために必要になる時間なんだとか。仮に1年間にこの人数を採用する場合でも、1週間に19時間の時間を使うことが強いられます。

テクノロジースタートアップが提供するプロダクトの良し悪しは、エンジニアの腕にかかっているといっても過言ではありません。でも、シリコンバレーを始めとするスタートアップ都市では、エンジニア獲得の競争率は増す一方。Sequoia Capitalは、「Recruiting Calculator」というツールを用意しました。

エンジニアチームの構築を最も左右する要素が2つあると言います。それは、「リファラル率」(紹介率)と最終的に候補者を採用できる「クロージング率」です。まず、採用を希望するエンジニアの数、それを実現する期間を入力。次に、これまでの採用におけるリファラル率と、オファーをした候補者が入社に至る率を入力します。すると、採用にかかる時間、また社内に必要となるリクルーター人事の数を算出してくれます。

記事冒頭にある画像にあるように、知名度の低いスタートアップは「インプレッションをいかに増やすか」が肝心。会社のこと、サービスを聞いたことのある人を増やす。リファラルがいいのは、このインプレッション作りという大きなステップを省くことができるから。例えば、リファラルでエンジニアの20%を採用する会社の場合、12人の採用に1,200時間を要します。一方、80%のリファラル率だった場合、採用にかける時間は750時間に短縮されます。健全なリファラル率は40〜60%とのこと。

誰か紹介してくれればいいなと待っているだけでなく、リファラルを増やすために積極的に動くこと。社員が周りの優秀なエンジニアにうちにおいでよと誘いたくなるような会社を作ること。Dropboxは、採用のリファラル促進のために専用のアプリを開発したと言います。

最後に、候補者にオファーを出したなら、それが受け入れられる率を高めること。散々時間をかけて候補者を絞ったのに最後になかったことにされてしまうコストは高すぎます。候補者をクローズする率は、60〜75%を目指す。もし、これに到達していないなら、なぜかを考えて改善することが求められます。

via. Sequoia Capital