シンガポールのP2P決済プラットフォーム「Xfers」がシードラウンドで250万米ドルを調達

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Image Credit : Txopi on Flickr
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シンガポールに拠点を持つ P2P 決済プラットフォームの Xfers は本日(原文掲載日:1月6日)、シードラウンドで250万米ドルを調達したと発表した。

今回のラウンドに関わった投資家には、Facebook の共同設立者 Eduardo Saverin 氏、Golden Gate Ventures、500 Startups、GMO Venture Partners、Partech Ventures、BWB Ventures、Convergence Ventures などがいる。

財布代わりのサービス、売上金回収、ユーザ同士の支払いリンク機能があるXfersは、2015年夏の Y Combinator プログラムを修了し、地元、特にインドネシアでの事業拡大を目指している。

資金の大半は Xfers のインドネシアへの市場拡大に充てる予定です。インドネシアはeコマースの80%がメッセンジャーグループやソーシャルメディア、 フォーラムなどの非公式のチャネルを経由して行われています。こうした取引のほとんどは手作業の銀行間振替で支払われています。Xfers は、この点の解決を目指しているのです」と(Xfers CEO の Tianwei Liu 氏)

資金はXfersの技術開発に投資され、これによってチームは小規模小売事業者に対して、Xfers を利用したより効率の良い売上金の回収を行うように積極的に売り込むことができる。

こうした小売業者や個人の出品者は、Paylink でも同じことが期待できる。これは販売する製品の説明を添えた写真をアップロードすることでリストが作れるという機能だ。Paylink では、それから小売業者や出品者が売上金を回収することができるシェア可能な支払いリンクを持つ製品ページを作ることができる。

Liu氏の他に、Xfers の設立チームには、Victor Lieu 氏、Samson Leo 氏、Tay Wenbin氏 がいる。4人は全員シンガポール国立大学の出身で、Xfers の起業のために2014年から一緒に活動している。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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