転職支援のNET jinzai bankが、スタートアップの企業スコア・データベース「Cotobe」を正式ローンチ

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2016.4.20

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インターネットや IoT 分野のスタートアップに転職支援を行う、セントメディア傘下の NET jinzai bank は20日、スタートアップの企業価値を情報収集し、スコアリングして一覧提供するデータベースサイト「Cotobe(コトビー)」を正式ローンチした。ウェブサイトのほか、Android アプリiOS アプリからアクセスすることができる。

Cotobe では、上場・未上場の法人格のある日本のインターネット企業(日本人オーナーによる、海外登記のスタートアップを含む)について、公表されているニュースなどから、資金調達額、年商、アクセス数やダウンロード数、関係者へのヒアリングなどから社員へのストックオプション付与の有無、平均年収などの情報を収集整理し、独自のアルゴリズムでスコアリング。対象読者は、転職希望者を7割、投資家を3割と見ており、転職先や投資先の選定に利用してもらうことを想定している。

スタートアップへの転職を希望する人は、例えば、Wantedly のようなサイトを利用するケースも多いが、Wantedly が転職先の雰囲気を知った上で選定する手段(右脳的アプローチ)だとするなら、Cotobe はデータに基づいて転職先の選定を助けたい(左脳的アプローチ)という位置付けとのことだ。なお、転職希望者向けの対応として、Cotobe 上のスタートアップ各社のプロファイルからは、Wantedly 上の各社プロファイルにリンクが貼られている。

cotobe-mobile-appまた、スタートアップの投資や資金調達に関する情報源として見れば、アメリカの CrunchBaseCB Insights、日本の entrepedia、韓国の RocketPunch、中国の IT桔子36kr(36気)のデータベース・サービス(本稿執筆時点でアクセス不可)などとも似た性格を併せ持つ。

Cotobe は、NET jinzai bank の認知度を高めるための活動の一環であるため、サービスは無料で提供される。同業種のスタートアップ間での平均年収の比較なども容易に行えることから、スタートアップにとって、必ずしも有利な情報ばかりが掲載されるわけではないが、NET jinzai bank では、基本的には入手できる限りの情報を公表し、そのような環境においても戦えるようスタートアップ各社に努力を促すことで、スタートアップで働く人々の地位向上に貢献したいとしている。

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