
AIスタートアップの Bonsai が、760万ドルを調達した。オープンソースの機械学習ライブラリ TensorFlow をシンプルにし、事業者が自分の人工知能モデルを構築し、事業に人工知能を導入することを支援するプラットフォームの開発を成長させることが目的だ。
Bonsai は、自社のプラットフォームでAIモデルを構築し、デプロイできるプログラムの早期利用を開始することもまた発表した。このプラットフォームは、ロボティクスなどの領域向けのAIに注力し、製造業や産業のサプライチェーンの効率改善のためにAIを活用することも目的としている。シーメンスは、このプラットフォームの早期ユーザーの一つだ。
今回の760万ドルの資金調達は、Microsoft Ventures と NEA が主導し、Samsung、Siemens、ABB Technology Ventures も参加している。
Microsoft Ventures の VP、Nagraj Kashyap 氏は VentureBeat に対して次のようにコメントしている。
Microsoft は、全ての人のためにAIを民主化したいと思っています。Bonsai は、機械学習のツールの複雑さを概念化することを通じて開発者や企業がより効率的なプログラム知能をつくれるようにするというビジョンを実行しています。このビジョンとフォーカスによって、Bonsai は私たちの AI Fund に加わることになりました。Bonsai は、社会的・ビジネスにおけるポジティブな影響力を加速させる技術とチームを有しており、人間と機械がともにより良い形で仕事をできるようにする支援をしています。
Bonsai は、2014年に Mark Hammond 氏と Keen Browne 氏が創業したスタートアップだ。カリフォルニアのバークリーに本社を置き、現在までに1360万ドルを調達している。今年、同社は CB Insights の選ぶ AI 100 に選出され、エンタープライズ向け AI 企業リストにも入っている。
(本記事は抄訳になります。)
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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