インスタにTwitter画像を貼り付けて爆発させる「ミーム(ネタ)クリエイター」たち

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<ピックアップ:YOUNG PEOPLE STILL LOVE TWITTER — AS SCREENSHOTS ON INSTAGRAM>

Instagram(以下、面倒なのでインスタ)の月間利用(MAU)が10億人を超えたそうです。主要な各ソーシャルメディアの推移はガイアックスさんのこちらのまとめが参考になりますが、Facebook連合がうまいことユーザーニーズを補完してる感があり、ティーン離れの話題についてもYouTube対抗「IGTV」を発表するなどソツのない展開をしております。

一方で、ユーザーの利用方法についてはそれぞれのソーシャルメディアの傾向を捉えたものに変化しつつあります。例えば何かひとつを使う、というよりはうまいこと組み合わせてエンゲージメントの最大化を図る、といったようなテクニックです。

例えばこちらの記事にあるように、20代ユーザーでTwitterやTumblrなどで自分の考えをテキストにまとめ、それをインスタに投稿するパターンがあるそうです。これはTwitterで文字数制限をクリアするためにメモで長文を書いてスクショ投稿する、という例とはまた異なる事例です。

取材を受けてるミームクリエイターはこんなコメントしてました。

「For some meme creators, Twitter and Tumblr are a canvas, while Instagram is the wall where they display their work.(インフルエンサー(ミーム・クリエイター)にとってTwitterとTumblrはキャンバスであり、インスタはそのお仕事を掲載する場所になってるの)」

面白いのはエンゲージメントの結果です。

インタビューによるとこのアカウント(@abuttwithaview)、インスタの方は5万人ほどのフォロワーがいてて、1投稿に対して2000ほどの反響があるそうなのですが、Twitterはフォロワー自体、1000人ほどしかおらず、投稿しても10人ぐらいが反応してる程度です。テキストが入るネタなんだったらTwitterの方が強そうなイメージですが、実際はビジュアル中心のインスタの方が伸びてると。

彼女も言及してますが、Twitterって本当に社会の速報なんですよね。個人的にはインスタはもうちょっとゆるくて、新しいネタを発見したり、独自の話題づくりの発信源のような印象あります。

なので、彼女のようにネタ素材そのままというより、(多分Tumblrかな)写真素材にテキスト乗っけてインスタに投稿、みたいな流れが出てきてるのではないでしょうか。テキストまで含めてあくまで素材を「ビジュアル」として共有させる強さがインスタにはありますね。

via The Verge

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