東大・松尾研発AIスタートアップ「ACES」がDeep30などから資金調達、画像認識サービスSHARONの提供を開始

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2019-05-29 9.45.52

東京大学松尾研究室発のAIスタートアップ、ACESは5月22日、Deep LearningなどのAI技術に特化したVCファンドのDeep30と経営共創基盤を引受先とした第三者割当増資の実施を公表した。調達金額などの詳細については非公開で、東京大学工学系研究科教授の松尾豊氏と経営共創基盤パートナーの川上登福氏が顧問に就任している。

同社はこれと同時にヒューマンセンシングを中心とした画像認識サービス「SHARON」の提供を開始したことも発表している。

SHARONはヒトの顔認識、感情や行動の分析、モノの検知などを実現する組み込み型の画像認識アルゴリズムパッケージ。最先端のAIアルゴリズムが実現する「機械の眼」をさまざまなビジネスシーンに柔軟かつ手軽に組み込むことができる。特に、ヒトの認識アルゴリズムに強みを持ち、専門家が注視する必要があったヒトの心の動きの把握や、身体動作を伴う業務におけるパフォーマンス分析などにおいて特に高い効果を発揮する。

調達した資金は、SHARONの研究開発やエンジニアをはじめとした人材採用に活用し、さらなる成長を図る。

via PR TIMES

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