2025に“空飛ぶタクシー”実現へ:究極のワーケーション環境がそこに(2/2)

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Liliumのヘリパッドイメージ

(前回からのつづき)Liliumはパンデミックなど、非常事態の真っ只中である6月に3500万ドルを調達しており、これまでの総調達金額が3億7500万ドルに達した。同社は現在創業から5年経過しており、ちょうど製品の生産段階へ突入した段階だ。Liliumが最初に建設を予定するヘリパッドは、Tavistockグループが所有するノナ湖であることも着目すべきポイントだ。同地域は17平方マイルの広さを誇り、約10年前に「Visionary Community」として設計されたものだ。

さらに、オーランドやタンパなどの主要都市と近いロケーションは、オーランド空港を経由する国内・海外旅行を戦略的に考慮した結果と言えるだろう。また、マイアミはLiliumが提唱する飛行最大距離内にちょうど収まっている。距離にすると186マイル(約300キロメートル)で、約1時間の飛行時間でたどり着けることになる。

同社の長期的計画を見れば、今回を足掛かりにあらゆる都市で垂直離陸をベースとした飛行場を建設するのは明らかだろう。

Liliumはドイツ国内でも、Dusseldorf空港やCologne/Bonn空港と協力し、地域的なエアモビリティーネットワーク構想を発表している。同社は米国における明確な今後の飛行場建設予定地を明らかにしていないが、フロリダでの立ち上げまでにいくつか明らかにしていくと語っている。

「ノナ湖での飛行場建設は、あらゆる都市をLiliumがカバー可能な距離の半径186マイルに収めることができる点で非常に優れています。米国におけるネットワークの全貌は後日発表される予定で、2025年までにはいくつかの拠点で実際に稼働する予定です」(LiliumのCOO、Remo Gerber氏)。

同社はまた、垂直離着陸機をあらゆる都市が都市開発や交通インフラ整備の面で導入できるための標準化の開発を進めているとする。Gerber氏は標準化が進めば、ヘリパッドのオフサイトでのプレハブが可能となり、大幅にコストが削減され迅速に現地での建設へ取り組みが進むとも話していた。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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