Animoca Brandsが日本法人を設立、11億円のシードマネーを調達

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香港のブロックチェーンベースのゲーム会社 Animoca Brands は、地域部門である Animoca Brands 株式会社(Animoca Brands Japan)を設立し、日本での事業を開始したと発表した。

Animoca Brands のチーム
Image Credit: Animoca Brands

同社の日本法人は、MCP Asset Management と Animoca Brands が設立した MCP IPX One Fund から、シードラウンドとして11億円(1,000万米ドル)を調達した。

Animoca Brands Japan は、ブロックチェーンベースのプラットフォームを構築し、国内の知的財産権(IP)保有者が独自の NFT(非代替トークン)や代替トークンの発行を通じてファンコミュニティを構築・拡大し、さらに広範な Web3 エコシステムへの参加を促進することを目的としている。

Animoca Brands 共同創業者で会長の Yat Siu 氏は次のように述べている。

日本の知的財産には、高品質で魅力的なコンテンツが豊富に含まれている。日本部門は、日本の IP 所有者がオープンなメタバースで新しい Web3 製品やサービスを提供できるよう、IP 所有者とパートナーシップを構築することに重点を置く。

また、日本部門は、グローバルな専門家と協力し、日本の IP 所有者が国際市場に進出するのを支援する予定だ。

Animoca Brands Japan は、谷元樹氏が代表取締役を務めている。谷氏は以前、Millennium Capital Management のマネージングディレクター兼シニア・ポートフォリオ・マネージャーを務め、その前は JP Morgan で円債のトレーディングを担当していた。

日本法人の設立は、Animoca Brands が Play-to-Earn のゲームエコシステムを世界的に強化しようとする中で行われた。同社は最近、VC の Brinc と提携し、「Guild Accelerator Program」をローンチした。

【via Tech in Asia】 @Techinasia

【原文】

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