台湾、仮想通貨購入にクレジットカードの使用を禁止へ

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台湾の金融監督管理委員会(FSC)が、クレジットカードを使って仮想資産を購入することを禁止する見込みであると、現地経済メディアの「経済日報」が報じた。FSC は今月初め、現地の(クレジットカードを扱う)銀行業界団体に対し、仮想資産サービスプロバイダーを加盟店として認めないよう要請し、その対象にクレジットカード決済のサポートが追加されることになったという。

FSC は事業者に対し、必要な変更を行うための3カ月間を与えた。台湾政府は最近、台湾現地の仮想通貨サービスに対するマネーロンダリング防止規則も施行している。これには、約18,000米ドル相当以上の取引を台湾の捜査当局に報告する義務が含まれている。

今回の決定は、一見、仮想資産へのアクセスを制限しているように見えるが、実のところ、台湾の中央銀行(中華民国中央銀行)が、政府のデジタル通貨(CBDC)の試験を完了したのを受けてのものだ。2020年9月から中央銀行デジタル通貨に取り組んだ後、台湾は一般の小売用として展開することを検討している。

via 経済日報

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