NFTの鍵を握るのはユーティリティ、新サービス「FiNANCiE NFT」どう使う?/北出凜太郎さん【フィナンシェ放送局 #16】

本稿はトークンを使ったクラウドファンディング2.0「フィナンシェ」が配信するポッドキャスト「フィナンシェ放送局」の記事からの転載

フィナンシェ放送局はトークンを使ったクラウドファンディング2.0「フィナンシェ」で巻き起こる、ファンとプロジェクトの話題をお届けするポッドキャストです。プロジェクトの最新ニュースやここだけでしか聞けない中の人の話題をお送りします。

今回はフィナンシェが新たに提供する「FiNANCiE NFT」について、このプロジェクトを牽引する北出凜太郎さんにインタビューを実施しました。エンタメやスポーツなど、さまざまなプロジェクトでどのようなNFTが発行できるのか、ぜひチェックしてみてください。

ポッドキャストで話されたこと

  • NFTと注目すべき「ユーティリティ」
  • FiNANCiE NFTとはなにか
  • NFTこれからどうなる?
  • ウォレットの使い方について

FiNANCiE NFTとはブロックチェーン上で発行されるNFTの発行・配布・販売を行うサービスです。2022年7月時点では、FiNANCiEオーナーのトークン保有・購入特典として配布されたNFTを閲覧することができます。将来的には、FiNANCiEのオーナーや新たなクリエイターなど、様々な方のNFTを発行し、本サイト上で販売や配布を行っていく予定です。

ポッドキャストで語られた内容を一部、抜粋して書き起こしします。

NFTと注目すべき「ユーティリティ」

北出:直近で言うと、猿のNFTであるBored Ape Yacht Club(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ・BAYC)とか、一番最初にコレクション系のNFTとして誕生したCryptoPunksが結構有名だったりしますが、そういうNFTが持っているのがユーティリティというものです。ユーティリティが何かというと、そのNFTを持っててどういうメリットがあるのか。

例えばBored Ape Yacht Clubだと、最近大きなイベントがあり、参加するために猿のNFTを持ってないといけないとか、その猿のNFTを持ってることで自分が持っているNFTをグッズ化できたりとか、そういった商用利用権という形でNFTを活用したりとか、自分がそのNFTを持ってることで次に繋げることができるみたいなところとか、そういったことができるようになるのがNFTの最近の世界的な事例や特徴です。

投機的な価値が高いとか、自分がNFTを気に入って持ちたいから持つみたいなコレクター性をくすぐるものとか、そのような感じでNFTを最近使われてものが多いかなと思いますね。

FiNANCiE NFT、どう使う?

北出:エンタメ系で言うと、例えば電子雑誌の電子出版権のNFTの販売だったりとか、絵本の展示をする権利とかをNFTで発行するケースがあったりします。あとさきほど申し上げていたジェネレーティブにNFTという形で今、絶賛やってるのが「SUPER SAPIENSS」という映画のプロジェクトです。

発行自体はこれからになりますが、既にファンディングを買っていただいた方々に対して、コミュニティに属していることを証明するNFTを配布し、その先に1万体のNFTを販売するという形の2パターンのNFTの展開を考えています。エンタメ系だとIP × NFTがかなり多いかなと思います。

FiNANCiE NFTトップページ

本間:先ほどの北出さんのお話にもスポーツのNFTの取り組みで新しい応援の形とありましたが、ジャパンサイクルリーグさんだと初回のファンディングを終了した記念として、トークンホルダーの方とNFT化するもののデザインを投票で決めて、それをNFTとして付与することをやってましたし、はやぶさイレブンさんだと選手のイラストを発行数分オリジナルのデザインを作って販売して、Twitterのアイコンに設定できるサイズでNFTを配布して、ユーザーさんもただ持ってるだけじゃなくてTwitterで綺麗に表示できるので、新しいファン活動、ファン体験みたいなところも面白そうですよね。

北出:そうですね。 まさに本間さんがおっしゃっていただいた通りで、NFTをどう使っていくのかはもちろんですが、ファンの人がどうやったら喜んでくれるのかはフィナンシェでNFTを発行する限りは考えていきたいなと思います。

NFTが初回ファンディングの販売特典になることも(はやぶさイレブン)

NFTの最近のトレンドは?

北出:例えばブロックチェーンの種類になるんですけれども、NFTのレンタルが可能なブロックチェーンの種類が出てきて、今後は例えばゲーム内のアイテムだったり、それこそチケットとかですかね、NFTをレンタルして使用期限が終わると元の発行者のところに戻っていくような使い方とかが出てくると思います。一口にNFTって言っても、例えばプロジェクトだったり、発行する業種業態で随分と違ってくるのかなと思うので、そこをひとつ一つ 丁寧に、どれだけ企画で作っていけるかっていうところかなと。

NFTこれからどうなる?

北出:NFTの未来展望は予測が付きにくいところがあるかなというのが正直なところなのですが、今の流れで言うとジェネレーティブNFTと呼ばれる数千体の単位で発行するのが、最近だとゲスの極み乙女さんのような有名なアーティストさんが発行をされたりとか、どんどん大きなIPホルダーさんやスポーツに関してだとビッグクラブさんがこれから入ってくるのかなと思ってます。

重要になるのがユーティリティの部分になるので、NFTを発行するだけならいくらでもできるとは思いますが、 NFTを持ってることでファンの人がどのような体験ができるのか、どのような共創できるのかの部分まで落とし込めてるのかだと思います。

後はNFTはやっぱり二次流通です。いわゆる転売みたいな形になりますが、NFTが売買されると、元々の発行主さんにも手数料が入るスケールになるので、そこの部分まで設計して如何に流動性を作れるかがあるのかなと考えたりします。

また弊社のFiNANCiE NFTも新しい使い方のひとつとして、特定のNFTを持ってると限定されたコミュニティだったり動画とか画像、メッセージとか、そういう特定のコンテンツが見れるようになる形の「保有者限定コンテンツ」を提供します。このように新しい価値提供みたいなところを機能やリテラシーの部分も含めてどんどんできるようになればと思っています。

JAM DADDYはNFT保有者限定コンテンツを実装

全編はポッドキャストでお聞きください。

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