製造現場向けロボット開発のロビット、ツムラから5億円調達し業務提携——生薬AI自動選別機の導入拡大、業務工程DXで

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「TESRAY」
Image credit: Robit

AI・ソフト・ハードを融合させたクロスソリューションを提供するロビットは20日、漢方薬メーカー大手のツムラ(東証:4540)と資本業務提携したことを明らかにした。ロビットはツムラから4億9,900万円を調達した。ロビットはツムラに対して、生薬 AI 自動選別機の導入と対象生薬数の拡大、非破壊検査による生薬の成分解析 AI や装置の開発を行う。ツムラは、生薬選別・製造工程における AI・ロボット 活用を推進し DX 化による生産性向上を狙う。

ロビットは2014年、インテルで SE として AI、IoT、組み込み OS 関連の事業に従事した新井雅海氏(現在、CEO および CTO)により創業。AI 技術を活用した外観検査自動化ソリューション「TESRAY」、食品等不定形物のカット系加工を自動化するソリューション「CUTR」などを開発してきた。また、コンシューマ向けには、スマートフォンや AI スピーカーなどと連携し、朝自動でカーテンを開けられるデバイス「めざましカーテン mornin’ plus」の開発などでも知られる。

ロビットは2016年9月、モバイルアプリやモバイルゲーム開発のイグニスと資本業務提携し、イグニスの持分法適用会社となった。

via PR TIMES

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