AIで認知症予防するCogSmart、虎の門病院の先進的脳ドックプロジェクトに参画 #IVSPRWeek #IVS2023

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IVSのプレスセンターで会見したCogSmart代表の樋口彰氏

#IVSPRWeek はスタートアップカンファレンス「#IVS2023」とプレスリリース配信サービスのPR TIMESが企画する「Startup!PR Week」参加企業による新製品情報をお伝えします。同社のプレスリリースはこちらから

認知症予防のためのソリューション開発を手掛けるCogSmartは6月26日、虎の門病院が進めるAI画像解析技術を活かした先進的脳ドックプロジェクトに参画したことを公表した。同じくAIを活用した画像診断支援技術「EIRL(エイル)」シリーズを展開するエルピクセルと2社での共同参画となる。

CogSmartは、2019年に設⽴された東北⼤学(加齢医学研究所)発の医療テクノロジー系スタートアップ。現在首都圏の病院・健診施設を中心に提供している脳ドック用ソフトウェア「BrainSuite(ブレーン スイート)」を提供する。

同社によると、認知症のリスク要因のうち、個人の生活習慣等の改善で減らすことができる要因は、全体の約40%を占めるとされている。特にアルツハイマー型認知症は、海馬の萎縮を特徴としており、生活習慣によっては、加齢による海馬の萎縮以上に萎縮が加速度的に進行する。認知症を効果的に予防したいと考える場合、早期段階から生活習慣の改善をスタートすることが非常に重要となる。BrainSuiteは、MR画像解析により海馬体積測定などから認知機能低下のリスクを検出し、脳健康レベルを算出する脳ドック用ソフトウェアで、予防行動に繋げることができるのが特徴。

今回の研究は「脳内2つの領域 同時評価の有用性を見極める臨床研究」で、CogSmartのAI画像解析技術を用いて頭部MRI画像から白質高信号体積と海馬体積を同時に評価する。認知機能や運動機能の低下が示されている白質高信号と認知機能が低下する海馬の萎縮が評価の対象で、これらは認知機能や運動機能の低下を予防する有用なバイオマーカーとされている。CogSmartはこの臨床研究で、AIを活用した「BrainSuite」の画像解析技術を用いて海馬体積の計測に協力する予定。一方、白質高信号の計測にはエルピクセルが協力する。この研究の検証は中高年を中心に行われ、認知機能低下や運動機能低下のスクリーニングを通じて、予防に向けた同時評価の有用性を探求するとした。

2020年11月にアイティーファームなどからシードラウンドで7,000万円の資金調達を実施し、その2021年12月にはオムロンベンチャーズ、DG Daiwa VenturesなどからシリーズAラウンドで3億5,000万円の資金調達に成功している。

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