政府当局がAI関連事業者にサービスの登録を指示、TencentがLLMをローンチなど——中国スタートアップシーン週間振り返り(6月19日~23日)

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先週開催された、Tencent Cloud Large Model & Smart App Tech Summit から。
Image credit: Tencent Cloud(騰訊雲)

本稿は、Technode(動点科技)が、6月19日〜6月23日に配信した「News Feed」記事の中から主要ニュースを翻訳したものです。

中国サイバースペース管理局、AI サービスの登録受付を開始(6月21日)

中国サイバースペース管理局(CAC、国家互聯網信息弁公室)は、AI サービスの新たな分類と法的フレームワークを発表し、AI 関連分野で活動する41社のリストを公表した。最近実施された規制は、AI 生成コンテンツに従事するすべての中国企業に対し、速やかに分類を申請するよう求めている。

リストアップされた AI アルゴリズムは、大規模モデル、画像生成、動画生成、音声合成、インテリジェント接客、顔シミュレーションなど、さまざまなカテゴリをカバーしている。上場企業のうち、ByteDance(字節跳動)、Alibaba(阿里巴巴)、Baidu(百度)、Tencent(騰訊)、Meituan(美団)、iFlytek(科大訊飛)の関連企業を含む著名な中国企業がリストの半分を占めている。財聯

Tencent(騰訊)、大規模モデル製品「Tencent Cloud MaaS」をリリース(6月20日)

中国のテック大手 Tencent(騰訊)は19日、新たな大規模モデル製品「Tencent Cloud(騰訊雲)MaaS(Model as a Service)」を発表した。Tencent は同製品を「キュレーションストア」と定義し、大規模モデル技術、データベース、計算能力、アプリに支えられたオーダーメイドのサービスを提供する。企業は、Tencent の基本モデルにビジネスデータを投入することで、特定のビジネス要件とコンテキストに基づいた専用モデルを受け取ることができる。

Tencent Cloud CEO の Dowson Tong(湯道生)氏は次のように述べた。

ほとんどの企業は、固有の問題に対する一般的な AI ソリューションを必要としていない。その代わりに、適切なモデルをリーズナブルなコストで求めている。

Tencent Cloud 副社長の Wu Yunsheng(呉運声)氏は次のように述べた。

Tencent の大規模モデル製品は現在、規模の拡大よりも顧客の問題解決に重点を置いている。小規模モデルでも、効率的でコスト効率の高い方法で要件を満たすことができる。

財新

Jack Ma(馬雲)氏、Alibaba(阿里巴巴)の社内会議で Pinduoduo(拼多多)や Douyin(抖音)への対抗策を指示

LatePost(晩点)が19日に報じたところによると、Alibaba(阿里巴巴)創業者のJack Ma(馬雲)氏は5月下旬、Taobao(淘宝)や Tmall(天猫)のトップと小規模な社内会議を開き、同社の中核となる Eコマースグループの状況について話し合った。会議の中で Ma 氏は、グループが厳しい競争に直面していること、過去の成功手段がもはや通用しない可能性があること、さらなる変革が必要であることを指摘した。

Ma 氏は、大規模で確立されたブランド向けの B2C プラットフォームである Tmall よりも、主に中小企業や個人向けの C2C プラットフォームである Taobao にさらに注力するよう提案した。

Ma 氏はまた、グループの管理層をより削減し、より機動的になることを提案した。第三者から入手したデータと分析に基づくLatePost の計算によると、2022年、Pinduoduo と Douyin の合計売上高は、Alibaba の中国における e コマース事業の50%を超えた。収入面では、2023年1~3月の Pinduoduo の収益はすでに Alibaba の国内 e コマース事業の収入の62%に達している。晩点

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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