信託型SOの中心人物がオフレコ登壇ほかーー開催1週間前 #IVS2023 歩き方と注目セッション3選【追記あり】

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6月28日開催の「IVS KYOTO・IVS Crypto」まであと一週間となりました。起業家と投資家向けのカンファレンスではB Dash Campが先ごろ開催されていましたが、そこの会場でも今回のIVSの規模は話題になっていたようです。これまでの10倍近くの人が集まるとどうなるのか、私も全く予想がついていません。ちなみにコロナ前の2019年に香港で開催されていたWeb Summit「RISE」は1.6万人ぐらい集まっていて私も現地参加したのですが、夜の街のいたるところでパーティーやってました。

さて、今回、私たちはIVSとも連携したスタートアップの合同製品発表会となるStartup!PR Weekを開催予定で、現在も参加各社のみなさんの取材を進めているのですが、初参加の声もよくお聞きしています。そこでせっかくのIVSを有意義に活用するべく、特に起業家の方向けにIVSの歩き方と注目のセッションをかるくまとめてみたいと思います。

歩き方1:予定をとにかく入れる

IVSにはスタートアップに関わる創業者と投資家、事業会社のキーマンが多く集まっています。つまり、ビジネス(投資・提携)ミーティングにはこれまたとない便利な機会になります。特にシードやアーリーなステージの起業家の方にとっては、1カ月以上かかるアポイントがうまくいけばこの3日間で全部こなせるぐらい、本当に集まっています。

さらに言えば、会場のそのあたりをブラブラ歩いている可能性があります。すでに繋がっている方には直接アポイント取ればいいですし、繋がってないけどこのVCに持っていきたいみたいな場合は、直接ナンパするか繋がってる投資家や起業家経由でアポイントを取りましょう。ちなみに私は過去、この1週間前ぐらいから取材のアポイントをよく入れてました。今回はStartup!PR Weekにてプレスセンターを設置予定ですのでそこでお会いしましょう。

歩き方2:夜も予定を入れる

IVSには「夜のIVS」という言葉があるぐらい、夜の予定が大切です。夜に迷子にならないためにはやはり計画が必要です。これまでも夜のIVSで迷子にならないために、大体の投資家や起業家はメッセージグループなどを作って集まっていました。まずは聞き込みをしてどこかにあるその秘密のグループを突き止めましょう。いくつか参加しておけば、迷子になった時にもどこそこに集まっている情報がわかりますから便利です。さらに今回はありがたいことにサイドイベントが朝から晩までやっています。

いくつかハシゴしながら人に会えますし、周っていると必ず何人かはこれはという意中の人と出会えるのでおすすめです。逆にいつものメンバーで飲みに行ってしまうのはあまり得策ではないかもしれません。東京でやればいいですしね。

歩き方3:セッションを選んでおく

Image credit: Masaru Ikeda

IVSなどのカンファレンスは本来、起業家・投資家のためのオフサイト勉強会(情報収集)が主要な目的でした。それ自体は変わっていないものの、やはり日本国内でのキーマンの数には限りがあり、どうしても話が似通ってしまう「マンネリ感」があったことは否めません。そこまで投資のセオリーが変わることもないですしね。ただ、今回は数が増えたこともあり、バラエティに幅が出ていますのでご自身の目的に応じてセッションを選ぶとよい時間が過ごせるのではないかと思います。ということで目的別に私が注目したセッションを次にご紹介いたします。

【完全オフレコ】どうなる!?ストックオプションの最新事情と今後の展望(28日15:30からPRO BASE)

今回、個人的にイチオシかつ、IVSらしい「ここだけ」的なセッションがこちらです。登壇者がSOICO取締役COOの土岐彩花さん、(※)SOICO代表取締役CEOの茅原淳一さん、南青山アドバイザリーグループCEOの仙石実さん、そして漆間総合法律事務所の所長弁護士、松田良成さん(コタエル信託代表)なんですね。つまりそう、まさに今、スタートアップや上場後の若い企業を対象に世間で話題になっている信託型ストックオプションのキーマンが登壇されるのです。

大和証券の専務取締役(取材当時)の丸尾浩一氏(前例なき「赤字上場」が生んだものーー大和証券・丸尾氏 Vol.1

モデレーターを務めるのは大和証券にて数々のテック企業のIPOを支えた丸尾浩一さん(Major7th代表取締役)。こんなに聞きにくい話でもズバズバいろいろ聞き出してくれそうで、彼以外にモデレートできる人は思いつきません。登壇する面々が何を話すのかはもちろん、ステージ側で参加する起業家のみなさんの視線も気になるところです。

VCピッチ(29日11:00からNEXT CITY)

歩き方のところで書いた通り、多人数カンファレンスのよいところは一度にまとめて会える、という点にあります。テックカンファレンスはどこでもメインステージにスタートアップの賞レース・ピッチステージを用意しますが、これはまとめて一度に投資家やメディアなどの注目を集めるという点で大変効率的な方法になるのです。そういう意味で今回、逆にVCさんのピッチがきけるVCピッチというステージがあります。同様にオープンイノベーションリバースピッチ(30日11:00からNEXT CITY)、国内シードアクセラレーター一挙登壇!リバースピッチ(30日11:00からNEXT CITY)もまとめて話が聞けるのでおすすめです。

スタートアップ経営塾 藤田晋 vs 次世代メガベンチャー(30日11:00からNEXT CITY)

今回、久しぶりかな、サイバーエージェントの藤田晋さんがIVSに参加されるそうです。個人的にはサイドイベントで藤田さんと一緒に雀卓を囲める「IVS麻雀ナイト featuring Mリーグ」が激アツなんですが、私自身は麻雀やらないので大人しくお昼のセッションを聞いてみようかなと思っています。こういうベテラン経営者と若手のセッションでは、予定調和な話だけでなくたまに本音をポロリしてくれたりするので、気付きも多いです。

ということで、もちろん29日15時30分からのIVS2023 LAUNCHPAD KYOTOも注目ですし、サイドイベントがとにかく豊富なので、これまで参加してちょっと飽きてきたという方にもよい時間が提供されるのではないかなと考えています。

追記:ハラスメント対策についてIVSが発表していたので追記します。

ちょっと浮かれた感じの歩き方記事を公開しましたが、もちろんながらIVSは遊びではなく、真面目なビジネス・カンファレンスです。特に夜のシーンではハメを外してしまった方の残念な話を耳にしたこともあります。まずは大人なのでハメを外さないことなんですが、ハラスメントはどうしても価値観の違いによるものも多く、とにかく不快と思った方が逃げ込めるようにすることが大切です。事実確認があった場合は主催イベントへの参加禁止などの措置もあるそうです。

ということで、 IVS京都実行委員会では問い合わせ窓口を設置してくれていますので、こちらに掲載しておきます。

※筆者註:登壇者変更ありましたので修正します

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