アプリからカスタマイズした料理をオーダーできる仕組み「FOODCODE」/明治アクセラレーター2022

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FOODCODE 代表取締役の西山亮介さん

本稿は明治アクセラレーター2022のデモデイ(最終成果発表)のレポートの一部。採択された各社の共創活動をご紹介します。

リクルートでスタディサプリを立ち上げた西山亮介さんと、ロンドンで2010年に創業したエドテックスタートアップQuipper(2015年、リクルートが買収)の創業者渡辺雅之さんがタッグを組み、2018年に共同創業したのがFOODCODEです。

従来は画一的だった教育をデジタルの力で生徒にあわせてカスタマイズできるようにしたのスタディサプリがだとすれば、食の世界をデジタルの力で食べる人の好みにあわせてカスタマイズできるようにしたのがFOODCODEと言えます。

日本にサブウェイが上陸したとき、サンドイッチに挟む具を客が自由に選べるスタイルが注目を集めましたが、あの体験をデジタルが可能にしたOMOの力を使うことで、FOODCODEはフードビジネスのさまざまなシーンに適用しようとしています。

「当社のユニークなのは、、TeslaやAppleのような垂直統合モデルを採用していて、コンテンツ(カレー)、エンジニアリング、ビジネスオペレーションまで、全てを自社で一貫して行っている点です」(西山さん)。

FOODCODEは、構築した仕組みをベースに、アプリのみで注文ができるカレー専門店「TOKYO MIX CURRY」を東京を中心に展開していますが、その先の可能性を探るために明治と共創しました。TOKYO MIX CURRYは、オフィスへのデリバリーも行っており、明治のオフィスで社員150人にカレーを提供したところ、94%から高評価を得ました。

また、FOODCODEは、アプリを使ってメニューを自分好みにカスタマイズできるのが特徴の一つですが、これをカレー以外の分野にも広げる試みの一つとして、プロテインスムージーとヨーグルトを提供しました。どちらも健康上のメリットがわかりやすい商品であるものの、カレーを食べたユーザーへのクロスセルは簡単ではなかった。

「ただ、プロテインスムージーもヨーグルトも適切なマーケティングを行えば売れる可能性はある。一方で、当面、FOODCODEとしては、カレーに集中すべきだということがわかったことは、共創を経て得られた成果だったと思います」(西山さん)。

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