医療向け画像処理やXRのHoloeyes、ソフトウェアが保険適用を取得——シリーズB延長で4億円の調達も

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Image credit: Holoeyes

<1日13時更新> Holoeyes のブランド変更に伴い、タイトルと本文中の HoloEyes を Holoeyes に修正。

医師向けの手術シミュレーションコンテンツなど、医療分野に特化した画像処理や XR 事業を展開する Holoeyes(ホロアイズ)は1日、同社の医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD」が仮想気管支鏡としての保険適用を取得したことを明らかにした。区分 A2 (特定包括=特定の診療報酬項目において包括的に評価されているもの)として、また、特定診療報酬算定医療機器の区分としては「検査用位置情報表示装置」として新たに保険適用される。保険適用は9月1日から。

Holoeyes MD は管理医療機器(クラスⅡ)認証を取得した汎用画像診断装置ワークステーション用プログラムで、CT/MRIなどの画像診断装置で得られた画像情報をコンピュータ処理し、ヘッドマウントディスプレイで表示できるようにする。画像表示を行う標準機能の他、3次元画像処理を行うオプション機能があり、手術アプローチの計画など、3次元空間上で術前シミュレーションを行うことができる。

医療保険が適用される診療報酬区分について、Holoeyes はこれまで区分 A1(技術料に平均的に包括して評価)に分類されていたため、医療機関は医師などの施術に関わる技術料に Holoeyes のコストを包括して請求せざるを得なかった。今回、A2 に分類されたことで、技術料に加え Holoeyes のコストを請求できることになり、医療機関にとっての経済合理性が高まるため、医療原盤での Holoeyes の運用がやりやすくなるという。

なお、Holoeyes は今週、シリーズ B のエクステンションラウンドで約4億円の調達を発表した。参加したのは、メディパルホールディングス(東証:7459)の CVC(通称 MEDIPAL Innovation Fund、メディパル HD と SBI インベストメントが運営)、日本ベンチャーキャピタル、アステリア(東証:3853)、Carbon Ventures、QR インベストメント、三井住友海上キャピタル、SOLIZE。メディパル HD は、2021年11月のラウンドにも参加している。累積調達額は公表されているものだけで約8億円に達している。

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