AAIC、アフリカ向け2号ファンドがセカンドクローズ——4,000万米ドル規模に到達、15社に出資

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Image credit: AAIC

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

<11月1日11時更新> 訂正線部を削除。

AAIC Investment は26日、今年4月に組成を明らかにした「Africa Innovation & Healthcare Fund 2号(AHF2号)」の調達額が4,000万米ドル規模に到達したことを明らかにした。同社では、最終的な調達規模を1億5,000万米ドルに設定しており、今後も資金調達を続けるとみられる。2017年に組成した AHF1号(4,700万米ドル)と合わせた AUM(運用資産残高)は、8,700万米ドルに達した。

AHF2号ファンドには、これまでに、朝日インテック(東証:7747)、エーザイ(東証:4523)、大原薬品工業、丸紅(東証:8002)、日本政策投資銀行、北國フィナンシャルホールディングスグループ(東証:7381)、TOPPAN ホールディングス(東証:7911)が出資参加したことが明らかになっている。このうち、丸紅については、AHF1号ファンドに続いての参加であることが明らかになっている。

同社は AHF1号から30社に投資を実行、また、AHF2号からもすでに15社への投資を実行している。AHF2号からは、ヨルダン、エジプト、トルコ、サウジアラビアで展開する、薬局とサプライヤーをつなぐ医薬品 B2B マーケットプレイス「Aumet」、ケニア・ナイロビを拠点とするスタートアップアクセラレータ「The Baobab Network」、サブサハラアフリカ地域向けデジタルバンキングサービス「CredAble」、エジプトの薬剤給付管理サービス「Yodawy」に投資したことが明らかになっている。

AHF 1号ファンドからの投資先
Image credit: AAIC

via PR TIMES

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