KickStarterからまた新しい家庭用ロボットが登場した。ロボットスペース社の「パーソナル・ロボット」は、タッチスクリーンにアニメ調の女性が喋って人の生活や仕事の手助けをする、文字通りパーソナルロボットだ。
コンセプトムービーを見ると「本当にここまでできるの?」と疑いたくなるほど優秀なロボットだ。
朝は寝室まで起こしに来てくれ、着ていく服まで認識してアドバイスしてくれる。オフィスでは瞬時に会議に役立つ資料を出してくれ、アポイントの時間まで教えてくれる。
家でもランチを代わりに注文してくれたり、写真を撮ってくれたり、テレビ電話で遠くの家族と話すことができたり、室内の動画を撮影してスマートフォンに送信、ホームセキュリティとしての機能も果たしてくれるらしい。
Philip HueライトやNESTといった家のスマートホームシステムとも接続し、コントロールすることができる。また湿度や温度を認識するセンサーも搭載。顔認識機能で持ち主を理解したり、写真撮影もできる。
130センチの高さで、丸いスクリーンがついた可動式で、SLAM機能を搭載して自走する。
Androidでベースで動作し、3D深度カメラ、タッチスクリーン、サーボ機構、マイク、スピーカー、湿度センサー、温度センサー、CO2メーター、加速度計センサー、ジャイロスコープセンサー、光センサー、圧力センサー、方位センサー、回転ベクトル等を搭載。通信系は、Z-Wave Plus、Zigbee、BLE、Wi-Fiに接続可能。またSDKも公開、デベロッパーはこのパーソナルロボットのアプリケーションを開発できる。
目標金額の5万ドルはすでに達成、販売予定価格の1995ドルよりも安く手に入れることができ、出荷は2015年12月を予定している。出荷時の完成度はどの程度になるのだろうか。
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