来店客の属性分析も、小売店向けAIカメラ「AWL」がシリーズAで約8.1億円を調達

SHARE:

Screen Shot 2020-02-04 at 1.20.43 AM

リテール向けAIカメラソリューション「AWL」は2月3日、シリーズAラウンドにおける資金調達を公表している。第三者割当増資と当座契約によるもので、調達した資金は総額8億1000万円。

第三者割当増資を引き受けたのはアスカネット、共同通信デジタル、サイバーエージェント、凸版印刷、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタルの6社と、個人投資家でTWO代表取締役の東義和氏。第三者割当増資による調達は4億6000万円。同時に借入も実施しており、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行他から3億5000万円の当座貸越契約を締結している。

同社の保有する「AWL BOX」という画像処理端末で、天井等に設置されたカメラの映像を処理することにより、来店した顧客の属性分析、棚前立ち止まり、商品接触などの店内行動を分析することができる。来店顧客の状況と同時に従業員の業務状況を分析することで、現場作業の負荷軽減を実現することが可能となる。

またAWL BOXのシステムは、店舗等にすでに設置されているIPカメラに対応できているため、新たにカメラを購入・設置する必要がない。導入はドラッグストアなど20社で進んでいる。

via PR TIMES

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する