シンガポールのデータドリブン・ベンチャー投資プラットフォーム「Hatcher+」、Mistletoeのリードで350万米ドルを調達

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Hatcher+ 共同創業者兼パートナーの John Sharp 氏

シンガポールを拠点とするデータドリブン・ベンチャー投資プラットフォームの「Hatcher+」が、1.25億米ドルに及ぶデータドリブン VC ファンドの立ち上げに先立ち、Mistletoe のリードによるラウンドで350万米ドルを調達した。調達した資金は、Hatcher+ の R&D を拡大し、グローバルな共同出資ネットワークを開拓するのに使われる。

提案されている1.25億米ドルのファンドは、世界中のアクセラレータ、エンジェル投資家のグループ、投資家らとの提携により、アーリーステージ企業向けの人工知能(AI)や機械学習(ML)を用いた共同出資に使われる予定だ。

Hatcher+ の共同創業者でパートナーの John Sharp 氏は次のように語った。

この投資は、最長2年間にわたる集中的な R&D のためのもので、我々のデータドリブン戦略を強力に後押しするものだ。我々には、それを可能にするテクノロジー、データ、支援体制、パートナーが備わっている。

Hatcher+ は、よりアーリーな段階での有望なベンチャー投資案件の発掘を可能にするため、主要なアクセラレータとの提携で得られた動的データとあわせ、745もの主要 VC やアクセラレータらによる30万件ものアーリーステージ投資の分析をもとにした、独自の調査結果を用いるプラットフォームだ。

Hatcher+ のパートナーで、以前は Bankrate でシニアバイスプレジデント兼 CTO を務めた Dan Hoogterp 氏は、Hatcher+ のモデルがベンチャー投資に関連するリスクを下げ、スタートアップエコシステムに新しく参加する投資家に公平な競争の場をもたらすだろうと考えている。

Hoogterp 氏は次のように語った。

今後10年の間に、ベンチャー投資は株式市場と同じく、業界分野、ステージ、場所にかかわらず、すべての取引にデータが入手できるようになるだろう。その流動性は年単位ではなく、分単位で計測されるようになる。将来的には、成功する投資家は AI や ML といった最先端技術とあわせ、データ利用により多くを依存するようになるだろう。

Mistletoe を率いる孫泰蔵氏はこれまでに50以上のスタートアップに投資をしており、Mistletoe はスタートアップエコシステムを革新し、資金調達をより透明化し起業家の手の届くものにする使命を負っている。

我々は、起業家に出資するシステムをより透明化する使命を負っている。Hatcher+ のデータドリブンプラットフォームは、我々がこの目標を達成するのを助けてくれるだろう。将来は、新しい起業家への貢献度に基づいて、より達成可能な出資を実現できるようになるだろう。

Mistletoe はこの数ヶ月、東南アジアやインドのスタートアップエコシステムで、極めてアクティブに活動している。昨年10月には、インドを拠点とする、ビッグデータによるフードディスカバリー/デリバリースタートアップ InnerChef が実施した250万米ドルの調達で、Mistletoe はリードインベスターを務めている。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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