数日前にアリババの開発(R&D)予算が倍の50億ドルになり、向こう3年で3倍規模に拡大する、というニュースが話題になっていました。人工知能関連を中心に費やすそうで、報じているブルームバーグによると、現在成長著しい機械学習関連や量子コンピューティング分野、Internet of Thingsなどの研究員を増員するそうです。
<ピックアップ> AR mystery startup Magic Leap looking to raise as much as $1B in Series D round 謎のARカンパニーというタイトルがすっかり定着しているMagic Leapですが、新しい資金調達の噂がどうやらはっきりとしてきたみたいです。米リサーチサービスのCB Insightsが公開している、Magic …
<ピックアップ> BITCOIN NOW BUYS YOU CITIZENSHIP IN PACIFIC NATION OF VANUATU ビットコインの価格がここ数日高騰して、ついに日本円で60万円を突破しました。9月中旬に中国などのバン騒動で一時30万円台前半だったことを考えると、たった2カ月で倍近くの値動きを披露していることになります。関係あるのか全く追いかけてませんが国産暗号…
昨年、札幌で開催された B Dash Camp 2016 Fall in Sapporo の数日前にも、No Maps のパイロット版が札幌駅周辺で開催されていたのだが、あれから1年、コンテンツも参加メンバーも大幅バージョンアップして帰ってきた。本稿ではいくつかのハイライトを取り上げたいと思う。
大通公園周辺で自動運転を実証実験、札幌市長も自動運転車で出庁
担当者から説明を受ける札幌市長の秋元克広氏 Image credit: Masaru Ikeda
札幌駅から大通公園方面へと伸びる「札幌駅前通地下歩行空間(通称:チ・カ・ホ)」のコンコースには、テクノロジー系の大企業やスタートアップがブースを出展している。12日の朝には、札幌市長の秋元克広氏が各社のブースを訪問、身体の動きにあわせて表示内容が変化するインタラクティブ・デジタルサイネージ「Circle of life ~太陽のダンス~」、スポーツスクール事業者とスクール生・保護者のコミュニケーションのためのモバイルアプリ「スマホ de コーチ」、美術館向けの作品鑑賞 AR アプリ「みどころルーペ」などを体験していた。
札幌に本拠を置くドラッグストア「サツドラ」の営業を中核事業とするサツドラホールディングス(東証:3544)は、AI 技術開発の分野で一役買っているようだ。同社は先ごろ、さまざまな顧客企業と AI ベンダーを結び、両者の間で生じるギャップ(情報の格差、人的リソースなど)を埋めるべく連携やプロトタイピングを促進する組織として、東京に「AI TOKYO LAB」を設立した。同時に、AI HOKKAIDO LAB を北海道に組織し、AI TOKYO LAB と連携して北海道大学らと AI 人材の育成事業を開始している。福岡市では IoT やドローンを注力するバーティカルに挙げているが、これと対照的に AI が札幌のスタートアップシーンを代表するバーティカルに育てば、一村一品ならぬ、都市ごとに特徴づいたスタートアップハブが育つさきがけとなるかもしれない。
さまざまなセンシングデータをディープラーニングを経て自動動作につなげるには多くのハードルがある。センサーで捉えたデータをクラウドに投げて、クラウド側で AI を動作させることも可能だが、膨大なデータ量やセキュリティ上の制約から、このアプローチは現実的ではないこともしばしば。ということで、エッジコンピューティングの可能性が高まる。