BRIDGE

タグ Infostellar

地上局共有プラットフォームのインフォステラ、Airbus Venturesをリードに3.8億円を調達

SHARE:

地上局共有プラットフォーム「StellarStation」を開発するインフォステラは4月30日、新株予約権付社債による第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は3億8000万円で、参加したのは既存投資家であるAirbus Ventures、Sony Innovation Fundのほか、新規投資家として大和エナジー・インフラ、三菱UFJキャピタル、三菱UFJリースが出資している。累計調達額は1…

infostellar

地上局共有プラットフォーム「StellarStation」を開発するインフォステラは4月30日、新株予約権付社債による第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は3億8000万円で、参加したのは既存投資家であるAirbus Ventures、Sony Innovation Fundのほか、新規投資家として大和エナジー・インフラ、三菱UFJキャピタル、三菱UFJリースが出資している。累計調達額は12億4000万円。

今回の資金調達は、主にビジネスディベロップメントやセールスの採用、マネジメント層の強化を目的としている。今後は、ヨーロッパとアジアを中心に事業開発を進め、アンテナネットワークを周回軌道衛星の運用事業者により多く提供していくとしている。

同社は地上局共有プラットフォーム「StellarStation」を開発を行い、アンテナの共有による衛星通信の実現可能性を検証してきた。複数の衛星運用事業者に月間平均500パス(※パスは無線通信可能な期間)を提供している。また、海外政府系企業を含む、世界数カ国のアンテナ所有企業との契約をしており、現在、サービス提供可能なアンテナの数は計13基となっている。

一部の衛星運用事業者からの通信機会をまとめて購入したいというニーズに応えるため、大和エナジー・インフラ、三菱UFJリースに既存アンテナパートナーを含めて、柔軟に地上局ネットワークの拡充が図れるような取り組みを協議していくという。

via PR TIMES

----------[AD]----------

民間によるニュースペース(新しい宇宙産業)の活動を後押しすべく、東京で「SPACETIDE 2018」が開催【ゲスト寄稿】

本稿は、THE BRIDGE 英語版で翻訳・校正などを担当する “Tex” Pomeroy 氏の寄稿を翻訳したものです。オリジナルはこちら。 最近まで世界の宇宙産業は政府によって推進されてきたが、民間企業の役割は「ニュースペース(新しい宇宙産業)」という動きで勢いを増しつつある。一般社団法人 SPACETIDE は5月10日、宇宙関連の活動における民間企業の役割を強調すべく、3回目となるイベントを…

本稿は、THE BRIDGE 英語版で翻訳・校正などを担当する “Tex” Pomeroy 氏の寄稿を翻訳したものです。オリジナルはこちら


パネルセッション:2030年にむけた宇宙産業の将来像形成
Image credit: “Tex” Pomeroy

最近まで世界の宇宙産業は政府によって推進されてきたが、民間企業の役割は「ニュースペース(新しい宇宙産業)」という動きで勢いを増しつつある。一般社団法人 SPACETIDE は5月10日、宇宙関連の活動における民間企業の役割を強調すべく、3回目となるイベントを東京に日本橋三井ホールで開催した。

このイベントには、日本政府の後援、三井不動産と朝日新聞社の協力のもと、全日空、日本航空、スカパー JSAT、慶應大学システムデザイン・マネジメント研究科、TBS、朝日新聞が協賛した(SPACETIDE で協賛社を集めたのは初めて)。

<関連記事>

ワンウェブ取締役の北原秀文氏
Image credit: “Tex” Pomeroy

午前中のイベントは2020年までの宇宙ビジネスのパネル概要、北原秀文氏によるワンウェブ(ソフトバンクが支援するスタートアップ)のプレゼンテーション、続いて AWS、Orbital Insight を交え、日本の宇宙スタートアップを代表するインフォステラアクセルスペースを招いたパネルセッションでは、慶應大学の教授が日本政府のプログラムの概要を説明した。後半のパネルでは、ビッグデータがテーマに扱われた。

パネルセッション:宇宙ビッグデータがもたらす新たな市場
Image credit: “Tex” Pomeroy

午後には、宇宙フロンティア財団会長の Jeff Feige 氏と、JAXA(宇宙航空開発研究機構)を代表して元宇宙飛行士の若田光一氏によるプレゼンテーションや、宇宙飛行の新時代に関するパネルディスカッションが行われた。月面探査レース「X Prize」への HAKUTO(ハクト)参加で知られる ispace の CEO 袴田武史氏が参加し、ニュースペースエコノミー(新しい宇宙経済)に関するパネルも行われた。イベント終盤には、スタートアップピッチに続き、宇宙が他産業の成長ドライバーになっていることをテーマにしたパネルが行われた。

<関連記事>

日本のエンジニアで JAXA 宇宙飛行士の若田光一氏
Image credit: “Tex” Pomeroy

スタートアップピッチは優勝者を決めようというものではなく、航空宇宙分野に関する革新的なアイデアで政府の賞を受賞した全日空の従業員による特別ピッチが行われた(彼女のプレゼンテーションは、テレイグジスタンス COO の彦坂雄一郎氏と Space BD CEO の永崎将利氏らとともにトップ 3 の 1 つになりそうだったが)。ワープスペースALEスペース・バイオ・ラボラトリーズQPS 研究所もピッチに参加した。

SPACETIDE 2018 に参加した司会者とピッチ登壇者
Image credit: “Tex” Pomeroy
----------[AD]----------

人工衛星運用アンテナ・シェアリングのインフォステラ、シリーズAラウンドでAirbus Venturesなどから730万米ドルを調達

SHARE:

東京を拠点に、人工衛星運用アンテナのシェアリングプラットフォームを開発・提供するインフォステラは13日、シリーズAラウンドで730万米ドルを調達したと発表した。このラウンドのリードインベスターは Airbus Ventures が務め、既存投資家のフリークアウトホールディングスと 500 Startups Japan に加え、ウエルインベストメント、D4V、ソニーイノベーションファンドが参加した。…

インフォステラのチームと、今回のラウンドに参加した投資家の皆さん

東京を拠点に、人工衛星運用アンテナのシェアリングプラットフォームを開発・提供するインフォステラは13日、シリーズAラウンドで730万米ドルを調達したと発表した。このラウンドのリードインベスターは Airbus Ventures が務め、既存投資家のフリークアウトホールディングスと 500 Startups Japan に加え、ウエルインベストメント、D4V、ソニーイノベーションファンドが参加した。また、今回の調達を受けて、インフォステラはリードインベスターである Airbus Ventures から、マネージングインベストメントパートナーの Lewis Pinault 氏を取締役に迎えた。

調達した資金を使って、インフォステラは同社のアンテナ・シェアリングプラットフォーム「StellarStation」に参加するアンテナパートナーの拡充と、社員の増員を強化するとしている。インフォステラにとって今回の調達は、2016年10月に6,000万円を調達したシードラウンド(500 Startups Japan、フリークアウトホールディングス、千葉功太郎氏が参加)、2017年6月に実施した5,124万円の助成金調達(総務省 ICT イノベーション創出チャレンジプログラム)に続くものだ。

商用人工衛星の利用は増える一方、企業は問題に直面している。一般的に、通信のために企業は地上に基地局を建設する必要があるからだ。(赤道上空高度36,000キロの静止衛星ではない)低軌道衛星は地球を周回しているので、一つの基地局だけでは、1日のうち40分×4回程度しか衛星と通信ができない。インフォステラは複数の基地局所有者と手を結び、基地局のシェアリングを実現しようとしている。本来の衛星と通信できない時間帯に、圏内にある別の衛星と通信できるよう、中継局をレンタルしようという仕組みだ。

衛星運用アンテナのシェアリングプラットフォーム「StellarStation」 のしくみ

一般的に衛星や基地局によって通信方式が異なるが、インフォステラでは、基地局のアンテナ配下に設置するハードウェアとクラウドサービスにより通信規格を変換・統一し、衛星がサードパーティーの所有する基地局を利用できるようにしている。これらの衛星の多くは低軌道を周回しているが、どの衛星がどのタイミングで、どの基地局の通信範囲に来るかを軌道をもとに計算し、それをもとに基地局の通信枠をある衛星に割り当てることができる(衛星と基地局のスケジュールマッチング)。収益の一部は、基地局の所有者に還元される。

インフォステラは今年1月にプロトタイプを完成、以前に行ったピッチでは、ガーナ、台湾、モンゴル、タイの大学が持つ基地局を結び、ネットワークの運用を今年3月に開始、2018年春には商用サービスをスタートしたいとしていた。

----------[AD]----------

Tech in Asia Jakarta 2016東京予選の優勝は、人工衛星向けアンテナシェアリングサービスの「インフォステラ」が獲得

SHARE:

日本のスタートアップはグローバル規模への拡大に躊躇しない。最近行われた Tech in Asia の日本ツアーにおいて、5社の若いスタートアップ企業が  Tech in Asia Jakarta 2016 への無料参加権をめざしてコンペを行った。勝者は日本航空のチケットと宿泊も無料で獲得できる。 以下に挙げるのは参加したチームで、ピッチ順にリストアップしている。東京においてもジャカルタにおいてもこ…

tia-2016-road-to-jakarta-infostellar-winner-judges-sponsors

日本のスタートアップはグローバル規模への拡大に躊躇しない。最近行われた Tech in Asia の日本ツアーにおいて、5社の若いスタートアップ企業が  Tech in Asia Jakarta 2016 への無料参加権をめざしてコンペを行った。勝者は日本航空のチケットと宿泊も無料で獲得できる。

以下に挙げるのは参加したチームで、ピッチ順にリストアップしている。東京においてもジャカルタにおいてもこのチームには注目して頂きたい。

BESPOKE

tia-2016-road-to-jakarta-bespoke

観光客の訪問先として日本は人気が高まっているが、言語の壁はいまだに高く、日本観光の楽しみを妨げてしまっている。また、ホテルにおいても従業員が英語を話せないことが多いため、観光客をサポートしきれていない。BESPOKE は、アクティビティや食事その他の情報を提供するコンシェルジュ役のボットでこの2つの問題を解決できるとしている。

現在は英語版が利用できるが、同社は来年初頭には中国語のサポートも追加する予定だ。

ブレンド

tia-2016-road-to-jakarta-brend

ブレンドのチームは、忙しい東京都民が夕食によく利用するコンビニ食材や UberEats 配達の代替を提供しようとしている。時間の制限や家庭で本格的な料理をするのにどう準備すればよいかわからない、ということがこの状況の背景になっていると同社は考えている。

そこで彼らは TastyTable を立ち上げた。週に60米ドルで2食分の高級ディナーの食材とレシピを配達してくれる。

TeNKYU

tia-2016-road-to-jakarta-tenkyu

IoT 製品は日本のスタートアップシーンに日々あふれかえっており、TeNKYU もこの分野に参入した新たな企業である。アパートや家庭の玄関に設置されるスマート電球 TeNKYU は、出かける際に自動で点灯し、天気予報に応じて色も変化する。

将来的には、この電球には侵入者検知などの追加機能が加わる予定だ。まだ一般販売はしていないが、TeNKYU は事業開始に向けてまずクラウドファンディングのキャンペーンを開始する予定である。

deBit

tia-2016-road-to-jakarta-debit

ビットコインは一般消費者への普及が疑わしいゆえに以前の勢いを失っている。deBit は、ビットコインを一般的なデビットカードと連携させることでこの状況を変えようとしている。ビットコインを受け付けるリアル店舗はまれだが、Visa や MasterCard といったブランドのデビットカードであれば、ほとんどの店舗が取り扱っている。

これは日本向けの独自の戦略になるが、類似の製品 Xapo は、Yuri Milner 氏といった大物投資家にもサポートされている。

インフォステラ

tia-2016-road-to-jakarta-infostellar

商用人工衛星の利用は増えているが、企業は問題に直面している。一般的に、通信のために企業は地上に中継局を建設する。衛星は地球を周回しているので、1日のうち限られた時間しか衛星と通信ができない。中継局を建設して維持するための莫大なコストを抑えるため、インフォステラは事業者と手を結び、中継局のシェアを実現しようとしている。本来の衛星と通信できない時間帯に、圏内にある別の衛星と通信できるよう、中継局をレンタルしようという仕組みだ。

パートナーの数が十分増えれば、人工衛星事業のコストも低下し、効率も向上するだろう。

勝者は・・・

tia-2016-road-to-jakarta-infostellar-winner

審査員は議論を重ねた末に、最終的にインフォステラを勝者とした。Tech in Asia Jakarta 2016 は11月16~17日に開催されるので、インフォステラ設立者の倉原直美氏率いるチームをチェックして頂きたい。

下記の審査員の皆様に感謝します。

  • Eight Roads Ventures Japan 深澤優壽氏
  • グローバル・ブレイン 加藤貴士氏
  • IMJインベストメントパートナーズ 千葉貴史氏

スポンサーの日本航空とアイ・マーキュリーキャピタルにも感謝します。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

----------[AD]----------