運行は当面、事前予約制で朝6時発の一本のみで運行。予約状況に応じてバスは増発され、最大で180名を送り届けることができる。近隣在住の通勤客は、西武新宿線や JR 中央線などの混雑を迂回できるわけだ。現在は無料運用のため、銀河鉄道としては走らせれば走らせるほど赤字だが、平常時の都市部の通勤混雑の緩和手段としての可能性も期待したい。
米国でいうモビリティーシェアサービスは、若い人ほど利用する傾向にあったといえます。アメリカ合衆国国勢調査(U.S. Census Bureau)が2013年から2017年までの通勤・通学に伴うシェアリング自転車利用者データを利用して作成した資料によれば、明らかに若い世代からシェアエコに参加していることがわかります。
ピックアップ:Wind Mobility Raised $50 Million in Series A ニュースサマリー:ベルリン・バルセロナに本拠地を置くマイクロモビリティースタートアップ「Wind Mobility」がシリーズAにて5000万ドルの資金調達を実施したと発表した。主要投資家にはSource Code Capital並びにHV Holotzbringck Venturesが参加して…
CB Insightsが公開した「The Micromobility Revolution: How Bikes and Scooters Are Shaking Up Urban Transport Worldwide」のレポートによれば、ほぼ同時期にサービスローンチした2社は2019年現在でほぼ同じ20億ドルほどに企業評価を伸ばしました。もちろんこの他にも、Uberが進めるJumpやLyftも自社で電動スクーターの開発に着手しています。
ピックアップ:Swiftly Raises $10 Million in Series A Funding to Scale a Mobility Operating System for Cities ニュースサマリー:公共交通機関を対象としたビッグデータ解析企業「Swiftly」は8日、シリーズAにて1000万ドルの資金調達を実施したと発表した。同ラウンドに参加したのはVia ID、Aster…
ニュースサマリー:公共交通機関を対象としたビッグデータ解析企業「Swiftly」は8日、シリーズAにて1000万ドルの資金調達を実施したと発表した。同ラウンドに参加したのはVia ID、Aster Capital、 Renewal Funds、 Total Energy Ventures、 Samsung NEXT、 RATP Dev、 Wind Capital、 1776、 Plug and Play Group、 Elemental Excelerator and Stanford StartX-Fund。同社はブログにて、意図的に伝統的なVCファームでなくモビリティー領域に特化したファンドを選択したと強調している。
話題のポイント:公共交通機関向けMaaS(Mobility as a Service)を提供しているのがSwiftlyです。今までも、例えば渋滞でバスが10分遅れるという事実を伝えてくれるアプリなりサービスは存在していました。Swiftlyはその「情報」をより正確に伝えることに加え、それをビッグデータとして生かすことで根本的な渋滞原因を突き止めることを最終的な目的においています。
同社のミッションはアルファベット4文字「Make Cities More Efficiecncy(街を、もっと、効率よく)」で表現されています。同社はこのミッション達成のため、公共交通機関を運営する市と連携し、現段階において55の都市・2500の交通機関とパートナシップを結んでいます。