今回調達した資金は、前年9月に提供を開始した新規事業「ポルト」のサービス拡充に充てるとともに、「Studyplus」及び「Studyplus for School」の開発・運営体制の強化に投資する予定。
同社は、学習管理SNS「Studyplus」や教育事業者向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」、電子参考書サブスクリプションサービス「ポルト」を提供している。同社が公表している「Studyplus」の会員数は495万人(2020年1月20日現在)。「Studyplus for School」は、主に中学生、高校生を対象とする全国の学習塾・予備校約500校以上への導入実績がある。
学習管理SNS「Studyplus」を開発するスタディプラスが、本日から「Studyplus for School」の提供を開始する。「Studyplus for School」は、学習管理SNS「Studyplus」の教育事業者向けパッケージだ。 教育事業者は、「Studyplus for School」を利用すると、分析ツールを用いて、在籍する生徒が「Studyplus」に記録した学習記録を管…
左:スタディプラス代表取締役 廣瀬 高志氏 右:代々木ゼミナール副理事長 高宮敏郎氏
学習管理SNS「Studyplus」を開発するスタディプラスが、本日から「Studyplus for School」の提供を開始する。「Studyplus for School」は、学習管理SNS「Studyplus」の教育事業者向けパッケージだ。
教育事業者は、「Studyplus for School」を利用すると、分析ツールを用いて、在籍する生徒が「Studyplus」に記録した学習記録を管理画面から把握できるようになる。
これまで教育事業者は、授業や課題テスト、アンケートなどを通して、学習状況を把握していたが、詳細なデータを取得することは困難だった。「Studyplus for School」を利用することで、家や学校など塾以外の学習状況を把握・分析し、その情報を生徒の学習サポートに役立てる。
「Studyplus for School」は第一弾として、学校法人高宮学園代々木ゼミナール(以下、代ゼミ)に提供される。代ゼミの在籍者にアンケートをとったところ、「Studyplus」の認知度はかなり高かったという。