Pluckyが無料でABテストが可能なプッシュ通知解析サービス「LogPush」をリリース

by Junya Mori Junya Mori on 2015.11.17

logpush

ユーザ行動分析ツール「SLASH-7」、AARRRのフレームワークで分析をサポートする「Logbook」など分析ツールの開発に取り組んできたPluckyが、新たにプッシュ通知解析サービス「LogPush」をリリースした。

「LogPush」は、シロクが提供する「Growth Push」等で知られるプッシュ通知解析サービスだ。セグメントの設定、プッシュ通知の定期配信、ABテストといった機能を、登録デバイスが500万を超えるまでは無料で提供できるようになっている。

こうした価格設定には、Pluckyが「LogPush」を提供するに至った背景と今後の展望に関係している。「LogPush」の開発に伴い、Pluckyは「Logbook」の開発を一旦停止している。これまで分析ツールを開発してきたPluckyは、多くのプレイヤーは詳細な分析が必要な場面まで到達しておらず、まずはわかりやすいソリューションが必要だと考えた。

多くのアプリデベロッパーたちが利用するようになっているのがプッシュ通知だ。Pluckyが既存のツールをリサーチしていったところ、継続的にサービスの改善が可能なところまで無料で使えるものはなかったという。良いサービスが数多く生まれる手助けをするために、そして後発として勝負をしかけていくために、他のプレイヤーが有料で提供している機能を無料で提供している。

画面キャプチャ(セグメント作成)

画面キャプチャ(配信ルール1)

他のプレイヤーが有料で提供しているものを無料で提供して、どうマネタイズを行っていくのだろうか。Plucky代表取締役CEOの林 宜宏氏は、「ワントゥーワンでの対応が鍵だ」と語る。

林氏「2016年の春頃には、APIを開発します。それに合わせて、ユーザ一人ひとりに合わせて出すメッセージを変えるような、ワントゥーワンを可能にしていきます。こうした高度な機能は有料での提供を考えていまして、本格的なフリーミアムモデルに挑戦します」

と語った。この先、アプリのプッシュ通知はワントゥーワンになっていくという林氏。その状況を想定して「LogPush」の価格設定は行われている。「LogPush」を利用するアプリは、新しく始めるものはもちろん、アプリの更新をするタイミングで既存のものと併用して利用するデベロッパーもいるそうだ。

本誌で紹介したことのある保育士の情報アプリ「ほいくずかん」を提供するキッズカラーでも「LogPush」を導入。UIがわかりやすいため、導入がしやすく、マーケターなど非エンジニアでも利用できそう、という評価をしている。

林氏「プッシュ通知というと、ゲームアプリが多いですが、「LogPush」はすでにライフスタイルアプリ、教育アプリなどに導入が決まっています。あらゆるアプリに使ってもらいたい」

と「LogPush」への意気込みを語った。「LogPush」は、本日から開催される「TechCrunch Tokyo 2015」にてアドウェイズのブースに出展しているそうだ。気になる方はブースを覗いてみてはいかがだろうか。



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