インドネシアのウェブ・モバイル旅行スタートアップ9社をピックアップ

誰もが旅行に出るこの時期は、航空券やホテル、鉄道予約、パッケージ旅行などのサービスを提供するインドネシアのスタートアップに注目してみる絶好の機会だ。

1. GoIndonesia

GoIndonesiaは、予約完了時点で予約が確定するオンライン予約サイトだ。GoIndonesiaが保証するのは、繁忙期であっても部屋を選んで予約できるということ。これは各提携ホテルのシステムと接続するリアルタイム方式の予約管理システムによるものだ。さらに個人客や旅行代理店、企業、もしくは官公省庁がGoIndonesiaのメンバーとして登録した場合、Hot Deal（特別割引）、Last Minute（直前割引）、Early Bird（早期割引）、Minimum Stay（最低滞在期間）およびBonus Nights（1泊や数泊のボーナス）などのオンライン特別価格が提供される。

GoIndonesiaにはまたBlackberry向けアプリがあり、こちらからダウンロード可能だ。

2. Tiket

受賞歴のあるTiketは、ホテル、航空、鉄道予約で信頼できるオンラインウェブサイトとしての地位を確立してきた。インドネシア全体で約1,000軒のホテル、航空会社9社と提携しており、国内便、国際便の両方に対応している。Tiketはまた、公式サイトPT. Kereta Api Indonesia以外で鉄道切符が購入できる唯一のサイトでもある。

航空券の予約を簡単にオンラインで行うには、Tiket Solutionsが提供するIndonesia Flightアプリをこちら（Android版）あるいはこちら（iOS版）からダウンロードできる。

3. Bobobobo

Boboboboは高級eコマースサービスで、インドネシアのUnderwater UtopiaからGili Island、South Lombokまでの旅行パッケージや、ブータン、ネパール、インドに向かう上空（Up in the Air）パッケージといったサービスを提供している。ただし、このサービスに申し込むには多少財布が潤っていた方が良さそうだ。ここで提供されている旅行パッケージは何百万ルピアもするからだ。

4. Gonla

Gonlaはオンラインホテル予約サービスで、インドネシア、特にジャカルタ、バリ島地区の国内ホテルをカバーしている。Gonlaはベストの割引商品が選べるほか、「Go Experience（体験してみる）」という機能があり、旅行ガイド、旅行者や旅行ジャーナリストが書いたトラベルストーリーを読むことができる。

Gonlaでユニークなのは、ベストプライス保証サービスである。競合サイトのホテル予約価格と比較して最も安い料金が提示されるというものだ。Gonlaで予約した後、もし別のサイトで安い料金を見つければGonlaはその料金もしくはその料金以下で対応してくれる。

5. Valadoo

Valadooはツアーパッケージで有名で、インドネシアの27の州と8か国（アメリカ、マレーシア、シンガポール、韓国、タイ、ベトナム、香港、台湾）をカバーしている。ビーチや島、アート、カルチャー、スポーツ、アドベンチャーさらには写真など、あらゆる旅行スタイルを選ぶことができる。

ValadooはMalesBanget.comと提携し、旅行のエピソードを集めてバンドン、ジョグジャカルタやスマトラの珍しい旅行先（洞窟、山、村など）を紹介している。自然あふれる体験をしたい人たちにとって役立つ旅行ガイドとなるだろう。このサイトではJelajahという旅行ブログを読むこともできる。

ValadooはまたCIMB Niagaというインドネシアの地方銀行と提携し、ユーザがCIMBクリックでオンライン決済を行った場合、50万インドネシアルピア（48米ドル）が値引きされるようになっている。

6. Traveloka

Traveloka [1]は国内外のフライトをアグリゲータとして簡単でスピーディに探し出してくれる。TravelokaはこれまでLion Air、Susi Air、Sky Aviationなどの航空会社14社と提携している。国際線でTravelokaが対象とする地域はクアラルンプールとシンガポールのみとなる。