興味深い開発イベントが今週末に戻ってくる。大阪で5月18日に開催されたスーパーハッカソン2013 in Summerが8月24日から一週間の日程で開催される。スーパーハッカソンは大阪発祥の開発イベント。前回大会では普段は受託開発などが多い関西ネット系開発会社の方々を中心に、70名ほどが集まって短期間で完成度の高いプロトタイプをつくり出した。
今回は東京でも開催されるそうで、詳しい開催概要についてはこちらのサイトをご覧頂きたい。ちなみに優勝チームには賞金50万円が贈られることになっている。
前回大会ではSD Japanもメディア協力(※)ということで取材させて頂き、その完成度の高さに衝撃を覚えた。前回の優勝者、準優勝者の作品は次の通り。アイデアからプロトタイプまで本当に「1週間」だ。
幼児向けメール作成アプリ「はじめる」
前回優勝の「はじめる」は子供向けのメール作成アプリ。普段忙しい企画者である父親とのコミュニケーションのために企画、開発された。このプロモーション用の動画含めてこの期間中に開発された。
親子コミュニケーションアプリ「ワンダーポート」
次点だったワンダーポートも親子のコミュニケーションに作られたアプリ。仕掛けが多く、かつシンプルで豊かな世界観をもったサービスだった。後日少しだけ経過を聞いたが、実際にサービス化に向けて動いているという話もあるそうだ。
イベントの様子を含めて興味ある方はぜひ前回のレポートを参照頂きたい。
大阪からヒーローを生み出すーー1週間でプロトタイプを作る「スーパーハッカソン2013」驚きのサービスたち
サービスやアプリが溢れかえるなか「本当にこのアイデアはいけるのか」を把握するためにも、プロトタイプの完成度は益々重要になってくると思われる。
どれだけ話を聞くよりも、ひとつのプロトタイプで全てが理解できることの方が多いだけに、1週間でどこまで作り込めるのか、ということを体験する意味でもここに参加する価値はあると思う。
開催告知の時期がお盆のシーズンと重なったためか、まだ参加枠に少しだけ空きがあるようだ。もし興味ある方はぜひこちらの情報を確認してほしい。
※今回もSD Japanはメディア協力で参加いたします。
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