12時間で2億4200万ドル分のスマホを売りさばくXiaomi、そのソーシャル戦略とは【ピックアップ】

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【ピックアップ】は世界のテク系スタートアップの資金調達やトレンド記事を概要と共にお届けします

Xiaomi’s Social Media Strategy Drives Fan Loyalty

フラッシュセールを使って分速でスマホを売りさばくことですっかりおなじみになりつつある中国スマートフォン巨人のXiaomi(小米)ですが、こちらにそのソーシャル販売の戦略について言及している記事がありました。

Xiaomiには米アップルでいうところの「ファンボーイ (日本語約すると「マカー」ですかね) 」のような熱狂的なファン 「Mi Fen」 が存在しており、彼らは開催されるイベント(リンク先に動画あります)には遠路はるばる北京まで集合されるそうです。

ちなみにこのMi Fenは漢字で書くと「米粉」だそうで、まあ、なんというか、集まるとおいしいパンになりそうな気がします。

彼らの熱狂はすさまじく、つい先日開催されたMi Fan Festivalの一部として実施されたフラッシュセール(こっちはオンラインですね)では、130万台のスマートフォンを12時間で販売し、その売上げは2億4200万ドルになったとのこと。書いてて間違いなんじゃないかと何度も見直してますが、どうやらそうらしいです。

通常はオンラインでのフラッシュセールをやってますが、在庫が足りないらしくさらに拍車をかけてるようです。

中国版Twitter「Weibo」におけるCEOの雷軍 (レイ・ジュン) 氏と公式アカウントのフォロワー数は800万。

この力で瞬く間に売る秘訣は結構丁寧なソーシャルとイベントでのユーザーエンゲージメントにあるということが書かれておりました。

2010年にスタートアップしたとは全く思えないこのXiaomi。国内からもこのクラスが出てくるのでしょうか。期待したいところです。

Google翻訳でざっくり読む

via The Next Web

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