<Pick Up> Who will emerge as the killer of shopping app?
溢れ返るコマースアプリのなかで、さてどこが生き残るのか。IBMの調査によると、米国におけるモバイル経由の売上げは、既にオンライン売上げ全体の21.8%を占めているそう。
Immrが実施した調査によると、消費者が求めているのはこんなもの。
- お金の節約(価格比較ができたり、クーポンの検索や利用、特別なディールを受け取る)
- 時間の節約(複数カテゴリ、商品、ブランドをまたいだ検索)
- オンラインで購入、近所で受け取り(在庫状況をネットで調べて、実際の商品はオフラインで入手)
- ブラウジングによる発見(トレンドの把握、アイディアの共有、商品レビュー)
「オンラインで購入、近所で受け取り」っていうのは、まさにPARCO×STORES.jpが始めた取り組みね。
洋服なんかは、やっぱりサイズや色味を目で見て確かめたいっていうニーズはある。Locondoのように、コマースでも自宅で試着/ファッションショーができるようにするか、またはVirtusizeのようなアプローチでフィッティングそのものをより確かなものにするか。
中国TencentのIMアプリみたいに、そもそもコマースを主軸事業としていないところが勝つという展開もありえるわけだから、まだまだわからない。
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