6年以上を経てメインスストリームサービスとなった「Squarespace」のCEOが語る長期的なチーム作り

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<Pick Up> How Squarespace CEO pivoted to scale for millions

誰でもおしゃれなウェブサイトを作れてしまう「Squarespace」。WordpressやDrupalを競合に持つSquarespaceは、ファウンダーAnthony Casalena自らの、「もっと良いウェブサイトを作りたい」というニーズから2004年に始まった。

デザイン性やスタイリッシュさにこだわり、「事業にとって最重要である事項」と「自分ではできないこと」を満たす人材を迎え入れることで、長期ビジョンに立ってサービスを着々と育ててきた。

スキル単体よりも、信頼のほうがよっぽど重要であるというのがCEOの持論。信頼は、長期戦の基盤だから。スキル“だけ”を求めるのは、さっさとエグジットする事業に向けたものだと。

米国社会の黎明期の鉄道会社の有名なお話がある。当時、花形だった鉄道会社は自分たちの事業をあくまで鉄道会社と捉えた。その後、車や飛行機といった他の手段が出てきたことで事業が立ち行かなくなった。「何のために?」と問うことで、自らを運搬事業と捉えることができていたら違っていたかもという話。

SquarespaceのCEOは、こう言ってる。「ウェブサイトを作るという課題を解決するためだけにやっているんじゃない。“自己表現”にある課題を解決するためにやっているんだ」。

それにしても、Squarespaceの最新のサービス紹介動画がすごい。彼らの差別化ポイントでもある“Attention to detail”(細部へのこだわり)を、そのまま動画で表現した感じ。

Via FastCompany【G翻訳】

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